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〇〇は数えなくていい

我が家は同居で、80代のじいちゃん(義父)ばあちゃん(義母)と一緒に住んでいます。

有難いことにお二人とも元気で、私は様々な面で助けられています。ばあちゃんに至っては、尊敬すべき人生の師匠であり私の心の支えでもあります。

今回のタイトルは、そんなばあちゃんの今朝の言葉。

今日は、80代後半になったじいちゃんが朝からちょっと弱気な発言をされていたんです。物忘れが増えたとか、どこが痛いとか、、。

そんなじいちゃんの弱気発言に対して、ばあちゃんが言ったことは、、

「できないことは数えなくていい!」


これ、、、みんな知らず知らずのうちにやってませんか??

人は「できること」や「当たり前にある」ことには気づかず、「できないこと」や「劣っていること」に目がいきがち。

あれもできない、これもできない、、とできないことを並べて数えて、自分へのダメ出しをしちゃうんですよね。そして、そうするうちにどんどん自分がダメ人間に思えてきて、良いところがひとつもないように勘違いしてしまいます。

ばあちゃんが言うように、できないことは数える必要ないんです。

実は、人はできていることの方が圧倒的に多いですからね。

我が家のじいちゃんの場合、私から見るとスーパーマンな80代です。だって、80代後半で腕立て伏せ連続10回以上されますからね。私はもう10回もできませんよ‥すご過ぎます。

人は年齢を重ねるとできなくなることが増えるのは当たり前のことです。ですが、そんな中でもまだまだできていることはあります。我が家のじいちゃんは出来過ぎなくらいですが(笑)。

以前に小1次女とじいちゃんの話をしていたら、
「じいちゃんはすごいって思う!!だって立っとるがん!」
と、言っていました。

確かにその通りです。80代で、自分の力で立つことができる、歩くことができるということ自体が素晴らしいことですよね。(さらにうちのじいちゃんは走ることもできます!)

「当たり前」として見過ごしていることの中に、大事なことが埋もれているような気がしますね。

自分自身へのダメ出しを数えることは辞めて、「できていること」や「当たり前にしていること」に注目するヨイ出しを数えるようにしていきたいものです。寒いのに毎朝起きていること、洗濯をしていること、子どもにご飯を作っていること、家族と喋って笑っていること・・など何でもマルです。

「できない」を数えて自分には何もできないような勘違いをする習慣を捨てて、「できる」「普段からしている」を数えて自分にマルをする習慣をつけていきましょう♬

子育て中のお母さんは、我が子に対しても同じですね。
子どものできていないことに注目すると、次々にできないことを数えてしまう負のループに陥ってしまいますからご注意を!

そんな時には、我が家のばあちゃんの「できないことは数えなくていい!」を思い出して、「できること」の方を数えてみてくださいませ♡

もうすぐ冬休み、そして一年の締めくくりです。
今年一年の「できたこと」「当たり前のようにしていたこと」を数えてみませんか??

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