ちょっとした幸せ (34)海とガーデニングと愛猫と~素敵な彼女
もう30年くらいのお付き合いかな。
彼女は以前、国際線のCAをしていたので、
私のロンドン在住時もパリの時も遊びに来てくれました。
同じ歳で、センスが良くて、好みがはっきりしてて、
ピリッと辛口コメントも的を射てて、大好きな友達です。
今も仕事のことは彼女に「これどう思う?」と、聞いてしまうことも多々あり。
品物でも、事の顛末の付け方でも
彼女のフィルターにちゃんと通ったら、安心できると言うのでしょうか、
その審美眼をとても信頼しています。
教職であり、文筆家である旦那様と彼女の生活なら都内に住んでいた方が
利便性はずっとよかったはずなのに、
20年前に二人で海の見える街の丘の上に一軒家を建てて、
少しずつ、少しずつマイペースで自分の庭を作っていってます。
彼らのリビングルームから見える海を眺めながらいただくお茶は
来訪者には極上のおもてなし!
笑ってしまうのですが、
愛猫君は、旦那様のことが大好きで、旦那様の帰宅時には駆け寄ってきて甘えるのに、
彼女にはなかなかなついてくれないそう。
愛猫君をメロメロに溺愛する旦那様に、ある日
「私にはそんな笑顔見せないじゃない」と、聞いたところ、
彼の答えは
「君には(猫の)肉球がないもの」
だったそう。
猫好きの人には理解できるのかな、
その心は、、、、難解すぎてわからないです。(笑)