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小声コラム#28 ナマモノ人間
何かを捨てた。
その何かが何か、わからないけど、捨てた。
瞬間に生まれる価値を踏み躙ってしまった。
理由はただ、なんとなく面倒だったから。
本当にそれだけ?さあ?どうなんだろうね。
呆気なく、時間も毎日も過ぎていく。
残念ながら前頭葉は枯れかけで、記憶するには刺激が足りなさすぎる。
あるいは、もうお腹いっぱいなのかもしれないね。
創造しないと生きてはゆけない人間。
創造しないと生きてゆけない人間。
蓋を開けてみれば、
創造しようと思っていれば生きていける人間だった。
残念ながら、失望した。
本当はずいぶん前から気づいていたけれど、受け入れるには、少々骨が折れるもんで。
ときには誰かを傷つけたくなるけど、傷つけたいほど愛している人なんているはずもなく、ただ酔って痛覚を鈍感にさせるだけ。
環境が変わって新しいことがはじまると、どうしても適応するのに時間がかかる。
適応したくない部分も、囲まれるだけで無意識のうちに矯正させられるでしょう?
それでも、涙も言葉も出てくるから、水源は干からびたわけじゃないとは信じたいけど。でもやっぱり、形にするにはこれまで以上に時間がかかるね。
続けることってこんなに難しいのか。
続けることってこんなに偉大なのか。
自分が思っている以上に、人間にはナマモノが必要だと知った。
人間から滲み出るナマモノ。
それを貰って、それを与えることでしか、この時代に存在する意味がないんだっていう確信は、ずっと湧き出てる。
#28 ナマモノ人間
G行為するだけでやっとだなぁ...。