小声コラム#22 自分相応の言葉

言葉はどこまでいっても道具だ。

なんだか言葉というイメージより冷たい感じがするので、いい当てられてないかもしれない

だが、言葉は人類が開発した最上級のメディアであると社会学で言われているので、間違ってはいないはずだ。

つまり、言葉の本質は何かを伝えるためにあるということ。ゆえに言葉が単体で存在することはない。(言語学など体形的に学んだわけではく僕の考え方のお話です)

何かを読んでいるとたまに、なぜか空虚に思える文章や詩、歌詞に遭遇することがある。
おそらく伝えたいことと言葉が不相応だから。
言葉だけが先走って実が伴わないのは、あんこの入ってないあんぱんと同じで、そのモノが成り立つ概念の核が抜け落ちることになる。だから空虚に感じてしまう。

少し話はズレるが、綺麗な言葉というものが存在するように感じるのは、何をもってそう感じるだろう。
リズムや耳障り、見た目などは脳に作用するので、実はその影響がけっこう大きいのではないかと思う。言葉自体に意味はないのかもしれない。

思ったこと、感じたことを全部、他人の脳味噌に直接注ぎ込むことができるなら、言葉は必要ない。
でもそれができないから、何万年もかけて人間は伝えたいことに相応しい言葉を選んできた。
伝えたいことを伝わるようにするために言葉は存在するのだ。

このnoteだってそうで、僕が思ったことを誰かに知ってもらいたくて必死に言葉を選んでる。

ちょっと調べれば使うことのない言葉を簡単に手に入れられる。でも飾らずに伝えたいことが伝わるように相応しい言葉を選ぶことの方がよっぽど大事なのだと思う。

伝えたいことに不相応な言葉は意外と気づかれるものだから。



#22 自分相応の言葉

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