クロールを泳ぐのが劇的に楽になった話
エンジニアという職業柄、仕事中は基本的に座ってパソコンを使って仕事をしている。1年ちょっと前から会社帰りにプールに通っている。
私はベビースイミングから始まり、小学生までスイミングスクールに通っていた。小学校4年くらいで四泳法をマスター(進級テストに合格)したのでスイミングスクール通いはやめた。なのでそこそこ泳ぐことはできる。
たまたまその日は列の一番先頭で泳いでいて、タイムを気にしながら泳いでいた。クロールだと何度泳いでも27-8秒くらい。
先日いつものようにプールに行ってレッスンを受けていて、一時間のレッスンの半分くらい進んだところで、サイドキック+前に伸ばした手は腕を曲げて水をかく という練習があった。「そんなにキツくないですよ(笑)」というコーチの発言とは裏腹に、意外とキックが疲れるなぁという印象であった。
練習の合間にコーチから、「顔を少し、下の目がちょっと水に入るかどうかくらいに。これがクロールのスイムになったときの呼吸の練習になる。」というアドバイスがあった。言われたとおりにやってみた。
サイドキックだけをやっていたときはこんなものか?と思っていたが、クロールのスイムになったときに、今までになく呼吸がしやすいことにすぐに気がついた。大革命だと思った。
今までの自分の泳ぎを振り返ると、呼吸をする瞬間に首を垂直に立てようとしていて、同時に前に伸ばした手が水中に潜っていた。以前から前の手が下がらないように、とは聞いていたが、「そんなこと言っても下がるなぁ。」と思っていた。
ところが、ほんの少し呼吸する時の頭の角度に気をつけただけで、前の手は下がらなくなったし、何より呼吸するのが楽になったのが嬉しかった。
最近はアップで25mを8本と言われると、25mならまだいいか、50mを6本はキツイなーというくらい。一年前に通い始めたときよりは少し体力がついたとは思う。その日最後のメニューが、クロール50m+背泳ぎ50m。25mがあっという間で50mも息が上がることなく泳ぐことができた。
その日は体調が良かったので比較的頑張れてたという自負もあったのだが、コーチから「マキさん今日めちゃめちゃ早くないですか?」って言われて、自身が確信に変わった瞬間だった。隣のコースで同じように先頭を泳いでいた方からも「今日すっごい早かったね」って言ってもらって、嬉しかった。
自分の中であまりにも大革命だったので、勢いで書いてしまった。