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7つの大罪⑦~日本人が英語を上手に話せない理由:外国人が怖い その2~

こんにちは。
目標達成率90%の英語スピーキング、プレゼンコーチの高橋です。以前はアメリカの大学で、スピーチを教えていました。

このブログでは、TOEIC500点台以上の方向けに、英語プレゼンやスピーキングのコツを発信しています。月、木の予定で、次は、8/9になります。

初めての方はこちらから(自己紹介)

ただ、この7つの大罪シリーズは、そもそも日本人がなぜ 英語を話すことが苦手なのかということで、初心者から読んでいただけます。必要な方に届きますように。7つの大罪(話せない理由)は、こちら

上の7つが、わかっていらっしゃれば、あなたも何が必要で、何が必要ないか、というスピーキング力に大切なエッセンスと練習の仕方がわかるからです。その結果、必要な練習をはしょったり、必要もないことに時間とお金をかけたり。。。がなくなっていくでしょう。

その「7つの大罪」も、今回で最終回、7回目になりました。そして内容は、外国人が怖い、ということになります。前の記事で、外国人に嫌なことをされ、それが原因で、嫌いになり(怖くなり)、だが、これからは仲よくしていきたい(その国の人達と)という例を取り上げました。
こちら
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今回は、外国人に直接嫌なことは、されなかったけれども、怖くて、でもこれからは、仲よくしていきたいタイプの方について、書きます。

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まず気になるのは、どうして怖いのか、ということです。
前回にも書きましたが、外国人の顔を見るのに 慣れていないと、緊張するし、怖くもなるものです。おまけに、あまり直接会ったこともないなら、余計怖くなるかもしれません。

でも、仲良くなりたいのですよね。そうしたら、以下のことを試されては、どうでしょうか。直接会う前に:相手のことを調べる、です。

インターネットで、相手の国、文化、歴史などについて、調べられます。それを調べるのです。また、過去の日本との関係についても、調べます。(例えば、戦争などで、日本が損害を与えている国かもしれません。)

上の調査ができたら、後は自由に交流してみればいいと思います。「相手がどう思うかな。」にこだわるより、自由に行動してみればいいと、思います。

そして、疑問に思ったことは、相手に訊く、相手からも訊いてもらうを続けていれば、怖い気持ちもなくなり、次第に慣れてくるでしょう。
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直にふれあっていると、また外国に行ってみると、もう一つのこともわかってきます。相手から、自分だけでなく、自分の国や国の人々(日本人)が、どう見られているのか、ということです。

あなた、という人間を見る前に、あなたが属しているアジア人、アジア圏、日本人、日本国、という所を見て、判断されている所もあるかもしれないのです。

一定以上の人数の人のことをまとめて、~国人等という括りでまとめるのには、良い面と悪い面があります。以下に挙げていきますね。

良い点:
その国の人、一人一人に向かっていくよりも、その国の人達とくくった方が、特徴を捉えやすい。(これは、その国のイメージが、思われているイメージに合っている場合)。

悪い点:もし、その~国人、というイメージが間違っている場合でも、無理矢理あなたのことを、~人だからというイメージから、理解しようとする(そして、それは間違い)。

その~国人のイメージが間違っていようが、一部修正が必要だろうが、どこかが間違っている、という意識がないので、常にその国の人は~だ、というイメージを使ってくる。すると、間違ったその国の人達のイメージを上塗りしていくことになるので、深い理解が進まない。

いかがでしたか。悪い点、の2つは、ステレオタイプと呼ばれるものです。そして、直に~国人とふれあわない人ほど、これをその国の人達に向けて、使いがちなのです。

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私の例をあげましょうか。例その1
アメリカの大学院のクラスに初めて行った時、驚きました。私のアメリカ人へのステレオタイプが、崩れたからです。それは、アメリカ人は背が高くて(私よりも)、金髪碧眼、というものでした。

私の見たクラスメート達は、私よりもほとんど背が低く(女性)、茶色の髪の人が多かったです。

例その2。
病院に行ったら、お医者様が、アフリカ系でした。驚いたのは、アフリカ系の人達は、特定の職業についている、というイメージがあったからなんですね。
:スポーツ選手、軍人、歌手など、極端なイメージが強いです。

今から考えたら、大変失礼なのですが、低所得層のイメージでした。でも、ヨーロッパ系(白系)で低所得の方だって、たくさんいました。

アフリカ系に関しては、マイナスのイメージを持っていて、感情的な方が多いと思っていました。博士号を持つ司書さんや、大学教授などのアフリカ系の方達と、交流するようになって、少しずつ私の間違ったイメージは、変わっていきました。

それと同時に、自分の白系の外国人(アメリカ人がほとんど)に対する考えも変ってきました。こちらは、日本国内で、よいイメージを植え付けられていたのですが、中には性格の悪い人や、外見がモデルさんのようではない人も、います。

理由のない意地悪をされた時には、言い返せなくては、ずっと嫌な思いのままですし、思いがけない事実も知りました。
日本人よりずっと毛深い、ということです。ただ毛の色が薄いので、あまり目立ちませんが。今日日の脱毛サロンの流行、本当は日本人には、いらないサービスかもしれません。

直に接することで、だんだん私のステレオタイプが修正されてきたのですね。
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ふふ、相手(外国人)だって、私に対するステレオタイプはあるのですよ。これは、国(地域)x性別、となっています(アメリカの場合には)。私を例にとると、日本人(アジア人)x女性、というところです。

では、どんなステレオタイプか。
お金持ち(留学した当初は日本は経済的にうまく行っていましたので)、大人しい(自分が嫌でも、強く主張しない x (性別からー>)従順、静か、男性をたてる 等などです。

ええっと、貧乏学生でしたし、思ったことは言うし、必ず人・男性の意見に従わないし、自分から話しかけるし、男性が一番偉い等とは思っていません。

つまり全ての面で、ステレオタイプとは違うのです。ああ、痩せて、身長が低い、もありましたね。
太っては、いなかったですが、身長は(165センチ)、私より小さなアメリカ人もたくさんいました。ただ、この背だと、私のいたアメリカの地域では、身長が低いと見なされる事が多かったです。

だから、そのギャップを面白がってくれる人達が多かったです(いい意味で)。自分の意見や 反対意見を言うので、面白かったのかも。随分親切にしてもらえました(メニューとは違う物を 御願いしたら、出してもらったり:「へええ、積極的に意見が言えるのだ」、って驚いていたかも。)
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アメリカ人女性にない従順さを求めてなのか、いわゆるアジア人女性好きなアメリカ人男性もいます。そんなのは、勝手に思い込んでいるだけで、私はそうではないので、寄ってきても、最初に話したらわかるはずです。

だいたい この顔は、中国人だと思われていて、日本と中国の違いに興味のない人達も、いました。(まあ そんな人達には、こちらも興味はありませんが。)

なので、あなたをあなたと見るより、アジア人、中国人というくくりで見る人達もいるのです。大学で会うと、別な中国人女性だと思って、「大学の生協で働いていた、XXさんですね。久しぶり。」っていつも声をかけてくる人がいました。はい、XXさんではありません。

あまりにも 何度もそれが起こるので、どうやら その人には、XXさんと私との区別はついていないみたいだと、わかったのでした。(同じように、私も 大学院の似ている教授二人、しばらくの間は、区別できませんでした。)こんな経験は、日本ではあまりできません。

自分が、自分で思っているのとは、違った形で認識されているのだな、という経験です。

そういうことを、理解された上で、どうぞ外国人と、直にふれあってみてください。~文化フェアというような よそ行きの場所だけでなく、相手の地が出るような日常の場面で。できるだけ多く。

どれだけ深く交流するのは、あなた次第ですが、いわゆる「外国にたくさん行きました(1つの国に集中するのではなくて)」という人達のなかには、すぐに友達になる方法、として、一般論みたいなことを言う方がいます。

相手の個々の違いの前に、外国人と友達になるには、っていう、やり方みたいな物があるのなら、もしかしたら、それは表層をかすっているだけかもしれません。
まあ 広く浅くならいいのですが、私の接し方とは、違っているなと思います。

相手を本当に知るには、どうやったら知れるか、ということにも関わるので、これはそれぞれが考えていくべき、問題でしょう。それに、広く浅く人を知る、ということが、その人のスタイルなら、それはそれで、いいのです。

はい、今回は、ここまでです。お読みいただき、ありがとうございました。次は、「外国人と友達になるのには、興味がなく、それは過去に外国人との間に嫌な思い出があるから」、についてです。因みに 今回上に出している画像は、色々な人達の肌の色を、思いながら、選んでみました。

赤:アメリカ原住民
黄:アジア人、南欧人(オリーブ色の肌と言われるイタリア人など)
茶:アフリカ系、南米系、黄か茶か迷うインド人
青:貴族と言われている人達(Blue blood)
白:いわゆる白人、と言われている人達。。。という風に。
(厳密には、色がない=白、というのは間違いで、ピンクとしたらいいかもしれません。また社会的にその国で上の支配者階層の人達は、いわゆるマジョリティー、自分達が標準、自分達に何かをつけたもの(色)が、自分達以下の階級の人達と考える傾向があります。自分達が他の人種と同じように、色がある、って考えられないのです。日本で暮していた時の私のように。日本ではマジョリティーでしたから。

自分に、色があるってわかったの、ヨーロッパ系の美容師さんと自分の顔が、鏡に隣どおしに、写っていたのを、見た時でした。(比較することで、見えてくる物ってあります。)



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Maki@英語プレゼン&スピーキング
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