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公開振り返り&ライフログ(202311&12&2023総括 )

2023年11月は出張で京都&沖縄、12月はプライベートで再び京都。その後はライブや忘年会でほんと慌ただしい2023年ラスト2か月だった。

今年はほんと仕事にしろ楽器にしろ進捗感ありまくりのことと、読書や書き物など失速したことと両極端だったなあと思う。

5kg痩せたことは今年嬉しかったことのベスト3に入る。自分の体を気に入ることがこんなに多幸感をもたらすとは、というのは大きな発見。来年は更に気に入る自分を目指したい。

◆仕事/英語/ヨガ/運動

仕事はここ数年で一番働いた。プロモーションしたし、年末には社内で今年頑張った人として取り上げてももらい、関わったプロジェクトは好調と、申し分のない年に。
英語は低空飛行、ヨガも結局再開できず・・運動は水泳をやるようになって、運動不足という感じでないのはよい。
来年はプロマネ業に手を出そうと思っているので、そこでちゃんと成果を出すことと、英語でもっとHQと交渉したりできるようになるとよい。
ヨガと運動はいったんボディメイクというくくりで取り組みたくて、まずは長年の課題の悪姿勢(猫背、巻き肩、反り腰、O脚)を何とかする。

◆ヴァイオリン/ピアノ

着々と練習。年初には思ってもみなかったような曲が弾けるようになりつつあって、本当に嬉しい。またピアノが縁で素敵な人たちとのつながりもできた。
楽器を弾いている時はほんと脳がいい感じに切り替わるので、来年も引き続き頑張っていきたい。
Vnはまずは1月の発表会までにベストを尽くすこと、ピアノも4月の発表会までにバラ1を完成させること。その後はVnはバッハ無伴奏ソナタ1番のフーガをやること、ピアノはショパンのエチュードのどれかに取り組めるといいなと思っている。

◆書いた記事

特になし。来年はXでもなんでもいいけど、感じたことはちゃんとまとまった量の文章で残していこうと思う。せっかく長文が書けるのだし。あとKindleに書いた文章をまとめるの、2023年分も2024年早めにやりたいな。

◆見た展覧会/舞台

・読売交響楽団で第九(12月)
・上原ひろみ×2(11月、12月)
・WurtS単独(12月)

今年はなんだかんだたくさん色々みたんだけど、予定が多すぎてあまりちゃんと咀嚼できなかったのが残念。もっとちゃんと味わわないとなあと振り返って思う。小林愛実さんのベートーヴェン「皇帝」、阪田知樹さんのラフマニノフピアノ協奏曲とかよかったな。久しぶりに聞いた第九も改めてベートーヴェンに強さに触れた気がして感激した。
そして今年は何といってもWurtSを好きになって、今まで行ったことのないフェスにたくさん行った。来年は単独に行くと思うけど、一個くらい行ったことのないフェスに行くのもいいかもしれない。
ベストフェスは1月のSUPER SONIC OSAKA。Chainsmokersを生で聞けたのが本当によかった。次は単独の機会があったらいくと思う。

◆読んだ本

今年はなぜかダンテの「神曲」に手を出して、Youtubeで解説させてもらう機会までいただいた。後半はあまり本が読めず、ここ2年毎年100冊以上読んでいた習慣が途切れて残念だった気がしつつ、ただ何のために本を読むのか、を改めて考えるキッカケになったのはよかった。

来年は『失われた時を求めて』を読むのを再開したり、ギリシャ神話をもう1回おさらいしたり、ホメロス『イリアス』読んだり、引き続き古典多めでいきたい。あと哲学!もっと各哲学者の主張に対する解像度をあげてきたいなと思う。

以下11月と12月の読書記録。

2023年50冊目はカフカ『カフカ短編集』。幻想的な作品を再読してみようと思って手に取ったら、意外に好きな話が多く、私はカフカが好きなのか、と再発見した気持ち。今回は「田舎医者」や「流刑地」の悪夢感が嫌というよりは印象的。あと「中年の独りものブルームフェルト」がじわじわよかった。

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2023年51冊目はカポーティ『ティファニーで朝食を』。カポーティでいちばん苦手な話、と思ってたのに前に読んだ訳がいけてなかっただけみたいで、すっかりこの作品のファンになった。ホリーの魅力を理解していないとおかしな訳になるんだなと思った。訳者としての村上春樹も素晴らしい!英語でもいつか読んでみたい。

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2023年52冊目は村岡花子エッセイ集『想像の翼にのって』。前回読んだ時もいい本だと思ったけど、今回は読みながら心が震えることが何度もあって、もっと村岡さんの文章を読みたいと思ったし、村岡さんのように綺麗な感情を私と言葉にできたらと色々感じることがあった。息子さんや旦那さまも亡くされた時の言葉ですら前向きで力強くて憧れた🙏

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2023年53冊目は村岡花子エッセイ集『美しく生きるために』。学校の先生みたいな物言いで正直そこまではまらなかったけど、スラスラ引用される古今東西の古典に対する理解と今とそれを結びつけられる感覚に憧れた。

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2023年54冊目は『ヴィトゲンシュタイン世界が変わる言葉』。彼の思想を端的に表す言葉が並び読みやすいものの、この形式だと流れていく。。ただ事実とは自分のフィルターを通した偏った物の見方、という捉え方は繰り返し読むことで身につきつつあるかなあ。 #読書 #読了

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2023年55冊目はサン=テグジュペリ『人間の土地』。飛行中、街の光を見つけたくだりが「今そこに人間の意識という名の奇跡が存在している」と描写されてたり、彼の目からみる世界の美しさにうっとり。今回読み直してプンタアレナスというチリの街にめちゃくちゃ惹かれた。

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2023年56冊目は山口周『武器になる哲学』。読むの2回目で1回目はあまり定着してなかったなあと苦笑しつつ、それでもよく取り上げられる思想が簡潔にまとまっててそこもほんとすごいなあと思う。哲学に興味ある人がとっかかりとして手に取るのとてもおすすめ。

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2023年57冊目はモース『贈与論』。昨今の「贈与」という言葉のもてはやされ方に違和感があって原著をあたってみたところ、モース自身がそもそも資本主義経済に違和感があることがわかって色々腑に落ちた。そして私はいわゆる贈与経済が好きじゃないのもわかった。

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2023年58冊目は岡本裕一朗『フランス現代思想史』。前より難しく感じたのは正確に理解しようとしているから?相変わらずデリダ/ダガリがどっちがどっちか分からなくなるし何言ってた人だっけ、てなるのどうにかしたい🥲

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2023年59冊目は内田樹「寝ながら学べる構造主義」。文字どおり寝ながら読んだ。こういう風に各思想を自分の感想を交えながら紹介できるようになれたらいいなと憧れを持つ。サルトルからラカンにいたるまでの哲学者達の主張がわかりやすくまとまっていて良書だと思う!

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2023年60冊目は村上春樹「遠い太鼓」。旅行記、滞在記、日記と、まあ色々な言い方があるけれど、今まで読んだ村上春樹の作品の中でいちばん「素」に近い文章と感じて、そしてすごく好感を持った。年末年始、他のエッセイもぜひ読んでみたい!

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2023年61冊目はハンナ=アーレント『エルサレムのアイヒマン』。2023年、今まで読んだ本でいちばん色々考えたかも。私の思想としては、人間は誰でも残虐性を持っていることを自覚せよ、で、特にこの本を読んでその思いが強くなった。自分と向き合うには最適の書かも。

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2023年62冊目はアラン『幸福論』。「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意思によるものである」という有名な一説の出典。異論がある人もたくさんいると思うけど、私はこの思想が好きだし、自分に言い聞かせたいなあと思っている。

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2023年63冊目は藤田真央『指先から旅をする』。アルゲリッチやシフ卿の代役とか、聞いている方が胃が痛くなるような時のメンタルのもっていきかたに感銘を受けた。並行して読んでたアランの話にも通じるんだけど、ほんと「気」なんだよなと。

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◆印象に残った音楽

2023年を通していちばん聞いたのは練習しているショパンのバラード1番とサン=サーンスのヴァイオリンソナタ1、次点がバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ1のフーガ、WurtSの各楽曲、強いていうならTalking Box、あとChain Smokersの "HIGH" もめちゃくちゃきいた。

◆2023の振り返り

忙しかったけど充実していた。

◆2024に望むこと

もうちょっと落ち着いて過ごす。仕事は引き続き頑張る。ピアノ/ヴァイオリン/読書/書き物にエネルギーを注ぎつつ、今よりもっと心地いい体にする!


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