エッセイストに向いていないなあ。

毎日エッセイを書いているけれど、
他の人のエッセイを読むたびに

ああ〜自分はエッセイストにむいてないな〜

とガッカリする。

とくに最近ガッカリしたことは、
映画トイ・ストーリー4を観た感想について。


わたしがトイ・ストーリー4を観た感想は

・今まで出てたキャラはあんまり活躍しないんだなぁ
・ギャビー・ギャビーの声、新木優子さんだったの!?早見沙織さんの声に似てるなぁ
・ラスト、え、あ、ウッディそうきたか!?

という、

たった3行でまとめられてしまう感想。

しかも浅い。
めっちゃ浅い。


他の方はどんな感想なんだろうと検索して出てきた記事がこちら。

な、なげぇ!?

カウントさせていただいたところ、

約3900文字

ありました。

ウソでしょ。信じられない。
普段700文字の記事しか書いていないわたしの約5倍の文字数。

書くプロということは置いておいて、
肝心なことは

✔︎長い文章でも読者を惹きつける
✔︎文字装飾にこだわらなくても読者を飽きさせない

つまり

✔︎面白い文章

だということ。


思い出話が面白い。
例え話が面白い。
聞いた話が面白い。
そもそも出来事に対する
感じ方・受け取り方が面白い。

一つのキーワードから
複数の話題を結びつけて
一つの物語に仕立て上げる。

そして自然と文字数も多くなり、
読みごたえのある文章となる。


面白いエッセイって、
きっとこうやってできている。

一方わたしは、

なんでもかんでも、まとめたくなる。

分かりやすく、
読みやすく、
簡潔に、
したくなってしまう。

そこに「物語」は必要ないと思ってしまう。

自分の体験に面白さは無い気がするし、
誰も自分の頭の中に興味は無いと思ってしまう。

だから他人の力を借りようと努力してみるけれど、毎日面白いことが起きることは無いし、そもそも他人と毎日関わらない…

そんなこんなで伝えたいことを、
直球ど真ん中ストレート!に書いてしまう。


…なのに、だから、共感されない。

分かっているのに
書けない。

エッセイストに向いてないなぁ


それでも毎日書いてしまうのは
意地なのか、
それともわたしの中に眠る
文章を書くことに対する才能なのか愛なのか。

うーん、しっくりこない。

多分、
わたしの文章を通して読者に

自分一人じゃなかったんだ!

って感じてもらいたいんだと思う。

安心してほしい。
ホッとしてほしい。

エッセイストに向いていないと思うけど、こんな気持ちになってもらえたら嬉しいな。


だから
今日も明日も
エッセイを書くんだ。



具のない🍙まき子(@makicome1986

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