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嵐との14年を語ってみた

私が嵐と出会ったのは小学4年生の頃。
花男2が流行り、学校の休み時間でかなり話題になっていた。
私は小学生の頃、テレビをほとんど観ておらず、流行りのものに全くついていっていなかったので、花男も嵐も未知だった。
ジャニーズも唯一SMAPの木村拓哉しか知らなかったので本当になにも知らないまま生きていた。

ある時、学校のなにかのBGMで衝撃を受けた。
なんだこのめっちゃ良い感じの曲は!?!?
キラキラしたイントロ、心地よい曲調、幸せ感たっぷりで、恋をしたくなるような。
誰の曲なんだろう、、、

その曲が嵐の名曲である「Love so sweet」であることが分かったのは2年後の小学6年生の時だった。

嵐を知ることになったのは、天才志村どうぶつ園の相葉くんが嵐というグループであることが分かったから。
体を張って動物と向き合っている相葉くんの姿からかっこよさは感じず、へー嵐でアイドルこの人してるんだー、くらいとしか思っていなかった。

ターニングポイントはその夏の24時間テレビ。
嵐がメインパーソナリティを務めていた。
たまたまご飯を食べに行った先で24時間テレビがついていて、なぜかは分からないけど観入ってしまった。
そしてドラマに出ていた松潤に引き込まれた。
嵐ってどんなグループだろう?もっと知りたい。
これが嵐を好きになった瞬間だった。

そこからTSUTAYAで嵐の全CDを借りて持っていたiPodに入れた。
シングルのカップリングも全部聴き、毎日嵐に浸った。

そしてテレビを今までほとんど観てこなかった私が、嵐が出ている番組をできる限りチェックするようになった。その頃「ザ・クイズショー」に衝撃を受け、推しが松潤から翔くんに変わったこともあった。

中学生の時は本当に翔くんに惚れていて、どうやったら出会えるのか、結婚するためにどうすれば良いのかなど、本気で考えていた。
当時東京に行った時は、翔くんが歩いていて奇跡が起きて出会えないかなぁと考えていたくらいだった。

そんな私はなかなかファンクラブに入る一歩が踏み出せなかった。
私の周りにはかなりの熱量で応援している人も多く、毎回新しいCDやDVDを買っている人もいた。
私の友達の一人も上記に当てはまるような熱狂的なファンだったのだが、ファンクラブに入っていなかった。
ここまで応援している人がファンクラブに入っていないのに、私なんかCDもDVDも買ってないし、テレビも追いきれていないし、全然嵐を応援しているうちに入らないじゃん。ファンクラブに入る資格なんてないよね。
そう思い込み、入ることを渋っていた。

月日はめぐり、私も高校生、大学生と歳を重ねていき、中学生の時ほどの嵐への熱量はなくなった。
嵐の出ているテレビ番組を追いかけることも少なくなった。
ただ、嵐の作る音楽は本当に大好きで、新曲が発売されたらCDをTSUTAYAで借りて、曲を聴き込むことは欠かさずやってきた。
周りで嵐のライブに行く人も増えてきた。
私も行きたいなぁと羨ましく思っていたが、中学生の頃の嵐への熱量もないし、今更ファンクラブに入る資格はないと思い、思いを抑えて過ごしていた。

そんな時大きな出来事があった。
嵐が2020年12月31日をもって活動を休止することを発表した。

いろんなことを思い出したり考えたりした。

嵐の曲を聴いて幸せな気持ちになったり、勇気づけられたり、楽しい気持ちになったりしたこと。
ファンクラブに今まで入っていなかったことへの後悔。
このまま嵐に会わずに一生を終えていいのか。
私はファンと言えるのか。

ニュースで嵐のファンクラブに入会する人が急増していることを知り、その中の一人にもなりたくないとも思った。
しかし、嵐に会わない方が後悔すると思い、悩みに悩んだ結果、とうとう入会した。
今までずっと胸の奥で抑えていたものがやっと解放された感じがした。

ファンクラブに入ってからの2年弱は本当に楽しかった。
嵐との距離が近くなった感じがした。
定期的に届く嵐の情報のメールが嬉しかった。
ライブには行けなかったけど、5×20のライブビューイングではライブを体感できて、心から感動した。
今まで私が想いを寄せてきた曲の数々に心打たれ、涙が止まらなかった。

嵐は活動休止前に様々なコンテンツをファンに提供してくれた。
情報に疎い方なのでついていくのに必死だった。
ファンクラブに入っているのに、ついていくことに時々しんどさを感じて、流れてくる情報に耳を蓋してしまうこともあった。
でも、嵐がファン想いで、優しくて、沢山の楽しい時間を提供してくれたことが本当に嬉しかった。

そして迎えた昨日、嵐休止前の最後の日。
もう前日あたりから、嵐の曲が沁みていた。
どんな終わりを迎えるのか、緊張もした。
ライブが始まってからはあっという間の4時間だった。
お酒で酔いながら観たのもあるかもしれないが、途中からほぼ号泣だった。
Love so sweetやPIKA☆NCHI DOUBLE は中学生の頃の想いを思い出させてくれるもんだから、もう涙なしには聞けなかった。

5人が当たり前にいると思っていたし、そんな生活がずっと続いていくのだと思っていた。
始まりがあればいつかは終わりも来る。
そんなことを思わせられた。

嵐のおかげで楽しい人生を送れている。
嵐の作る曲で彩りある人生になっている。
これは間違いない。

たくさんの楽しい思い出をありがとう!
大好き!

このメッセージを「感謝カンゲキ雨嵐」の時に嵐に送った。
メンバーの視界に少しでも入っていたら嬉しいな。


いつか笑ってまた再会 そう絶対


また嵐に会えますように!

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