1年前の今ごろfeatパニック発作④車克服!運転もできるようになった
前回のつづきです
「病院へ行かなければいけない」
(コロナによって電話やオンラインでも薬処方してもらえるけど)
「10月の次男の運動会に行きたい」
という一心で、車を克服することにした。
まずは、近所のラーメン店(車で3分以内)
それから車で5分のホームセンター、
そして病院。と乗車距離を伸ばしていった。(すべて夫運転)
最初は、ラーメンを食べたら体温が上がって、それで苦しくなるという事もあったし、暑い夏のホームセンターでは室内でマスクが苦しくて保冷剤を持って、マウスシールドだけにしたいりしていた。
心療内科へは3回目からは通えなくなり(車に乗れず)、夫に薬をもらいに行ってもらっていた。
久しぶりに車に乗る時は、色々準備した。
保冷剤、冷たい水、つぼ押し棒、うちわ、音楽(イヤホンで)…
音楽は毎日のように聴いていたBTSの楽曲(ダイナマイトとか)
毎日気に入って聴いていた曲は案外心を落ち着けてくれる。
家にいる時と同じ「感じ」を感じるからだ。
ミスチルや中川家のお笑いも準備していたが、BTSのダイナマイトに助けられて車に乗れた。
ターコイズの指輪をつけていると、インディアンの酋長たちが空から応援してくれているように感じて涙が出たくらい勇気付けられた。
今となっては、「そんな簡単なこと」だけど、当時は「難題」だった。
少しでもスピードを出すと、苦しくなりそうに体が反応するので、初心者マークを付けて30〜40キロで走ってもらっていた。
初めて病院まで行けた日も、途中でグワっと不安の波が押し寄せたが、前述のグッズたちでどうにか乗り切った。
そして1回だいじょうぶになると、帰りは何も意識せずとも普通に車に乗れたのだった。
近距離に慣れてからは、長距離も行けた。海へ行った。高速道路もトンネルもだいじょうぶだった。(運転はしていない)
子供がいるので、「仕方なく」「どうしても」車に乗らなければいけない状況に追い込まれる。
半ば強制的にだったが、最初はグワっと不安の波が来ることがあったが、腹式呼吸と音楽とターコイズリングとツボ押しなどに助けられ、海まで行くことができたのだった。(発症から1ヶ月半で)
でも最初の1ヶ月半はほぼ家にいたし、何度も気が狂いそうになった。
その度にリラクゼーションミュージックや中川家のYoutubeコントやどうしてもダメな時は抗不安薬に助けられて乗り越えられた。
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それから、次の課題は「自分で運転」だった。
近所の車で1分のスーパーに行くことから始めた。
それからだんだん距離を伸ばしていき、2学期が始まった9月には車で15分の距離の実家を往復運転できるようになった。
それから冬頃には15キロほども運転できるようになった。
苦手なのは、スロープのように上がる道路。高架道路。そこは1年経った今もドキドキしてしまい運転できない時もある(途中で代わってもらうか違う道を行く)
でも1年前の6月、7月から比べたら今は大躍進だ。
毎日往復15分を難なく運転できている。
まだ運転中に体調が怪しい時があったが、(苦しくなりそうになる時があった)
寺ヨガに行って1時間全身を動かすヨガをしたら、憑物が取れたかのように運転中のマインドが安定した。
パニックには肩甲骨はがしが効くというyoutubu動画がたくさんあるが、本当だと思う。
ヨガの他にも水泳やストレッチ、整体などが効果があるらしい。
私の場合はヨガだった。たった1回行っただけで運転中の予期不安がなくなった。
あとは腹式呼吸だ。
自分があまりにも苦しい経験をしたので、どうにか解決したくYoutubeや本などを見ていてたどり着いたのがマインドフルネス瞑想。
「呼吸は意識の錨(いかり)」
アメリカの精神科開業医である久賀屋亮ドクターの本に出ていたこのフレーズが私を救った。
この本:世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
ふわふわと浮ついて、不安が増大するパニック症に効いた。
丹田からの腹式呼吸はセロトニンも出てマインドが安定する。
それからマインドフルネス瞑想について深く勉強するようになったのだった。