勢いで Work Permit を取得したことは、果たして正解だったのか
みなさんこんにちは、麻希亜です。
最近、直視しないようにはしているのです
「勢いで Work Permit を取得したことは、果たして正解だったのだろうか」
という気持ちがあります。
私が「ワーキングホリデーに行ってみたいな」と思ったのは2018年の秋頃
今の会社に入社して、まだ半年ほどだった頃です。
その頃は本配属されてから数ヶ月ほどで、まだ仕事に慣れておらず
自分がずっとこの仕事を続けていくことを、イメージすることができませんでした。
「やっぱり私は、日本の企業で仕事を続けることに
向いていないのかもしれない。」
そんな気持ちから「ワーキングホリデー」で、海外での生活を経験してみたい
と思ったんです。
今思えば、完全に逃げの気持ちから発生したものだったと思います。
自分を正当化したり、他の人から「きちんと考えている」と思ってもらえるように意見を述べることは得意だったので
もし「なぜワーホリに行こうと思ったのか」と誰かに聞かれても
それっぽい考えを述べることはできる、とは思っていました。
だからこそ「今の生活から逃げたいから」という理由から目を背けることができました。
「2020年にはワーホリに行こう。それまで仕事を続けよう。」
そう決めたことで、仕事は幾分楽になりました。
もし嫌で辛いことがあっても「どうせこの生活もあと1年くらいだ」
と思えたからです。
そして、頭で考えていてもきっと自分は実行できない
と思った私は、後戻りができないようにするために
他は何も準備ができていないのも関わらず
カナダの Work Permit を取得しました。
一生に1度、30才までしか発行することのできない書類です。
これが失効してしまえば、私は二度とカナダにワーキングホリデーに行くことはできません。
これさえあれば、たとえ準備がギリギリになったとしても
準備不足だったとしても、私はカナダに行かざるを得ないだろう
と思った結果です。
しかし最近「本当にワーキングホリデーに行くことが
自分にとって最適なのだろうか。」
と心のどこかで思っている自分がいます。
Work Permit の期限は今年の8月。
ワーホリに出発するまで、私が日本で生活する時間はもう半年ほどしかありません。
もちろん仕事も、それまでには離れることになります。
それに対して「もっとやりたいことがあったな」と考えるようになりました。
ワーホリに行くことを決めた時は「早く辞めたい」と思っていましたが
きっと仕事に慣れたのでしょう。
今では「これからこういう仕事をやってみたかったな。」「こういうことができるようになりたかったな。」という気持ちが結構あります。
去年の私では考えられませんが、やはり仕事を続けていると
考えや見えてくるものが変わってくるのですね。
とはいえ、ワーホリに行くことを止めようとは思っていません。
きっと行かなかったら後悔するから。
人の選択に、正解も不正解もありません。
多少の迷いはありますが
自分で、自分が選んだ選択を「正解」にするだけです。
仕事を辞めるまでに自分がどうなりたいのか、何を吸収したいのか
それは考えてみようかな、と思っています。