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【究極の選ばれる人】《副社長に届いた手紙》

私が今まで出会った方の中で、この方こそ「美しく生きた 究極の選ばれた方」だと思い当たった方がいらっしゃるのでシェアしますね。

ある企業の副社長から聞いたお話です。


昔好きだった、愛していた、本当は結婚したかった女性から
ある日お手紙が届きました。

その女性とは、彼女のお父様がお二人の結婚に反対されたため
結ばれる事が出来なかったそうです。

でもずっと何十年経ってもお二人の心の中には大切な存在として
残っていたのでしょう。

女性からの手紙には
「わがままな年寄りのお願いと思って聞いて下さい。あなたに会いたいです」と書かれていました。

実は、脳の病気で今度手術をする事になり、先生の話では
まだ初期段階なので手術をすれば治る。
でも脳の手術なので万が一の事があると、命を落とすかもしれない。
命は助かっても意識が戻らないかもしれない。
意識が戻っても記憶がなくなり
副社長の顔が思い出せない、副社長との大切な思い出を
全て忘れてしまっているかもしれない。

なので、

「わがままな年寄りのお願いですが、そうなる前に
せめて最後にあなたに会いたいです。お顔を見たいです」
と訴えかける様な手紙だったそうです。

副社長は、「そんな大変な時にそばにいてあげられなかった事が
とても悲しかった」とおしゃっておりました。

「でも、そんな大変な時に僕の事を思い出して
(もうあれから何十年も経っているのに)
手紙をくれるなんて胸が熱くなるね」と。

その後副社長は何十年ぶりに女性と再会し
しっかり手を握ってあげたそうです。
女性も手術が成功し、回復に向かっているとの事でした。
(記憶もしっかり昔のまま鮮明に残っていらっしゃるそうです)


私はこの話を聞いてボロボロと泣いてしまいました。

なんて素敵なんだろう。
なんて愛にあふれているんだろう。

命を落とすかもしれない、その時に真っ先に心に浮かんだ人。

この1通の手紙に
副社長の生き方、在り方、人との接し方、人生観、愛が全て詰まっている、その人となりが全て現れていると思いました。

私は誰かの心に、一生残る存在になれるだろうか。
命を落とすかもしれない・・・その時に
「そういえばMakiさんっていう人がいたな〜
いつも忙しく走り回っていたけれど一生懸命支えてくれたな〜」と

一瞬でもいいので私の顔を思い出してもらえる
そんな人間になりたいと思いました。

あなたの心に、一生残る存在は誰でしょうか。
またあなたは、誰かの心に一生残る存在になっていますでしょうか。


最後まで読んで下さりありがとうございました。


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