見出し画像

暗闇の中で光を見つけたーダイアログ・イン・ザ・ダーク

「知らない」は怖い

「知らない」は、新しい好奇心と出会う最初の一歩。

だから、「知らない」は悪いことではないと思っています。

でも、私は時折「知らない」は怖い、と感じることがあるんです

=========

例えば、自分の場合は仕事柄、病気や障害をお持ちの方とお話することが多いです。

当事者の気持ちを「知らない」ことが原因で、

「余計なことを聞いてしまった…」

と、反省することも。

失敗して反省する度に、「知らない」は時々、誰かを傷つけることもあるのだ、と身に染みて感じるのです。

今日は、そんな私に一筋の光を見せてくれた「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」をご紹介します💡

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

完全に光を閉ざした“純度100%の暗闇”中を体験する「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」。

「dialogue(ダイアログ)」とは「対話」の意味で、暗闇の中で、様々な対話を体験するというプログラムなんです。

視覚障害をお持ちの方がアテンドとなり、暗闇の中を案内してくれるというもの。

2021年5月現在、「1回4名」と人数を最小限にし、体験可能です💡

視覚障害者が使う「白杖(はくじょう」という白い杖を片手に、私も体験してきました。

想像だけでは見えなかった世界

体験前、私は「目の見えない世界」を頭の中でたくさん想像していました。

だけど、実際に体験してみると、想像とは全く違う世界。

当事者からお話を聞いたり、本を読んだり…といったことだけでは理解できなかった”リアル”が、そこにはあったんです。

「体験することで、知る世界がある」

そんなことを考えさせられた、あっという間の100分間でした。

「知らない」は怖い

そう思ったら、「知る」ための行動に移せばいいだけ。大丈夫。

暗闇の中で、私はそっと背中を押してもらったような気がしました。

<ダイアログミュージアム 対話の森>


最後に、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、東京・竹芝にある「ダイアログミュージアム 対話の森」で体験することができます。

アテンドの方が優しく誘導してくださるので、安心して暗闇の中を進むことができますよ💡

興味を持たれた方は、ぜひ、体験して、実感してみてくださいね。

また、ミュージアム内はとっても可愛い空間だったので、まずは「ミュージアムショップを覗いてみよう!」というのもおススメです✨

次回は、音のない世界を体験できる「ダイアログ・イン・サイレンス」も体験したいなと思っています。

阿部 広太郎さんの『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』にもエピソードが出てくるので、ぜひご覧ください♪

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?