【野球クラブ・引退試合】

こんにちは、看護師のまきです。
本日は、息子の野球のお話。

週末相も変わらず子供たちのイベントで
アッという間に休日が過ぎました。
日曜日は息子の所属していた
中学軟式野球クラブで引退試合を開催いただき
参加してまいりました。

7月に県大会を最後にユニフォームを着ることのなかった息子ですが
4ヵ月ぶりにユニフォームにそでを通しました。
夏前には、筋肉でパンプアップしパツパツだったパンツも
今ではなんとなくゆとりがあり。
いつも、背中にあった背番号「１」もない
公式戦ユニフォーム。
たった4ヵ月の期間だけれども
月日の流れの速さを
しみじみ感じました。

引退試合は、
現役選手VS三年生＋保護者！

円陣組んで、絶対勝つぞ！で挑みました（笑）
今まで、マウンドに立ったことのない子も
ピッチャーをやったり
キャッチャーした事ない子が
キャッチャーしたり（笑）
保護者が打球追いかけて、足がもつれて転んだり（笑）
一塁走るまでに転んだり（笑）
もうね、現役選手に勝てるはずないんです（笑）

・・・・・
県大会に進んだ時
「もう野球なんてしたくない」というほど
精神的にも、体力的にも追い込んで練習して
三年生という重圧
ピッチャーとしての
クリンナップとしての責任で
息子ヘトヘトだったんですよね。

野球を楽しむ余裕もなくて
それを見ている私も辛かった
そんな時の息子をみていたから

引退して
野球から少し離れて
暫くして
素振りをまたするようになって
父親を誘って、キャッチボールをするようになって
私に、硬式ボールを買って欲しいと言うようになって
高校も野球をしたいと、言うようになって。

それで、今回の引退試合。

心から野球を楽しむ息子が
グラウンドに居ました。
ここ数カ月野球がしたくても、できなかったうっぷんを晴らすように。
のびのびと、笑顔で
投げて、取って、走って、打って。

私たち母チームも
試合に出させてもらって
大声で応援もして
もうね、本当楽しかったぁ。

我が家はね、野球バカ家族なんです（笑）
私はそれで、いいと思っているんです。
なぜかというとですね、
夫が膵がんになって、治療が上手くいかなかったら
余命６カ月だと言われて。
当時息子は小４、娘は小２。
家族一丸となって、病と闘ったとき
息子の野球の応援に行くことが
家族の楽しみだったし、
息子とまた野球をするんだ！って
夫は術後の食べれない辛い時
それを楽しみに、目標にして頑張ったんです。
それで、乗り越えて
今、また家族で息子の応援に行けている。
野球が家族の絆なんですよね。

だから、今日という日をまた
家族で迎えられて
よきチームメイトと一緒に野球を楽しめたことを
心から感謝しているんです。

息子は今、
高校受験を目の前に
勉強を頑張っているんですが
志望校に晴れて合格したらまた、野球をやるんだそう。
不器用でも、自分のやりたいに真っすぐな息子を
応援できる幸せを
今日も、これからも
大切にしていきたいと思います。

高校野球をするときは
バッティングに集中したいから
マウンドにはもう立たないんだって。
だから、マウンドに立つ息子は今日で見納め。

キャッチャーは夫が入らせていただいて
親子でバッテリー。
最初で最後のバッテリー。

もうね、泣けました。
また機会があったら、投げればいいのに。
その言葉はそっと私の心にとどめておきました。

楽しい一日をありがとう。
また、明日からお互い頑張ろう！
今日は、息子の野球のお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。