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私を救ってくれた文章術ーーPREP法

これを知らなかったら乗り越えられなかった

MBAには書くことがつきものです。願書にはじまり、卒業するまでほぼ書き続ける。自分の考えをまとめようとするときに、「あれもこれも書きたい」という状態から、どうやったらキレイにまとめられるのかと、途方に暮れていた私を救ってくれた書き方があります。社会人学生時代を振り返る前に、まずは私を助けてくれた「PREP法」に敬意を表して最初に取り上げることにします。

PREP法とは

PREP(プレップ)法とは、メッセージを簡潔に伝えるための、文章の組み立て方。書くのはもちろんのこと、プレゼンテーションでも使えるフォーマットです。フォーマットに沿って書くことで、あれもこれも書いた方が良いのではないかと迷ってしまう時にも、「伝えたいポイントを絞ることができること」、「読者にとっても読みやすい文章になること」、そして「説得力ある文章に仕上げること」ができるようになります。

PREP法のフォーマット

P oint (結論)
R eason (その理由)
E xample (具体的な例)
P oint (結論)

P(結論)を最初に伝えることで、読み手にまずこちらの立ち位置を理解してもらえる。また最後にもう一度伝えることで、説得力のアップに。

R(その理由)は3つあるとより説得力を持たせることができる。「3つ」が良いと言われることで、「あれもこれも」から要点を絞るクセがつくメリットも。

例文

P:PREPを知ってて、レポートを書く時、本当に助かったよね。
R:要点絞れるし、読みやすくなるし、説得力が増すからね。
RE1:要点絞れる→「あれこれ」から大切な「3つ」に絞れるよね。
RE2:読みやすい→結論を前後に伝えることで、相手がわかりやすいよね。
RE3:説得力増す→理由の具体例で説得力がアップするよね。
P:だから、PREP知っててレポートが本当に書きやすかったよね!

あまり書くことが得意ではなかった私。当初は、限られた時間と、時には限られた文字数でより説得力あるレポートを書くということに本当に苦戦しました。PREP法を知ってからは、書きあげるまでの時間も短縮されましたし、これを知らなかったら、苦痛のまま卒業するどころか、ここに書き綴るに至らなかったのかな・・・

調べてみるといろいろな書き方がありますが、ひとつでもクセづくと、いろいろなシーンで役に立つので、こういった武器を持ってレポートに臨むこと、ぜひオススメしたいです。

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