見出し画像

雪が好きすぎる。

雪!!!

朝寒いなぁと思ったら雪予報で。
雪といっても関東ではちらちら降って終わりだろうと思ったら、思った以上に雪。

それでもひらひら舞う軽い雪なので、傘ささずに歩く。
さすがにマフラーやコートに雪積もるけど、それもよい。
もっと寒ければ、雪がコートに落ちた瞬間、雪の結晶が見れるのに。

昼間、ちょっと積もってきたなと、樹々にうっすら積もる雪をうきうき見ていたら

夜になったら樹々や屋根だけでなくてしっかり積もっていた。

まっしろな雪に足跡やタイヤの跡がつくの、降った直後の雪のときならではで好き。

もふもふもこもこと樹々に積もる雪が好き。
特に木の枝に、枝一本ずつに沿うようにきれいに積もってる景色が好き。

雪を見るとそれだけでテンションあがる。
ただ降るだけでなく積もっている雪はますますテンションあがる。

雪なんて見慣れているでしょう?と言われるけども、見慣れていようがなんだろうが好きなものは好きなのだ。
子供の頃と同じように、雪だと足跡つけたくなるしさわりたくなるし雪だるまつくりたくなる。
条件反射のように当たり前のように。

子供の頃はもっとたくさん雪が降っていた。
北陸だからというだけでなく、北陸でも今よりも雪が多かった。
子供の膝くらいまで積もるのはよくあったし、雪が積もって溶け切らないうちにまた積もってと、どんどん高く雪が積まれていった。

除雪車がよけた雪が道の端に高い歩道のように積まれる上を歩いてみたりとか、歩道の真ん中に通り道がつくってあるのにわざわざ両端の積まれた雪の上を歩いたりしていた。
バス停近くの駐車場が除雪され高く山のようになったところをのぼったりも。

除雪車がよけた雪なんて、泥混じりだったりするのに、ちょっと溶けかけたあとに凍ったりまた雪が降ったりしてかりかりした感触になっているのに、それでもその上をさくさくぱりぱりと歩くのが楽しかった。

小さな庭に自分の身長よりも高いくらいの小山をつくって、ミニスキーしてみたりとか。
すべりだいみたいにしてすべってみたりとか。

雪がたくさん積もるときには、屋根の雪が溶けはじめては凍り、大きなつららになったりもする。
つららを見つけるのも楽しかったし、大きなつららとか、きれいなつららを見つけたら嬉しかった。

霜柱がたった上をさくさくと踏むのも好きだったし、あちこちにできる水たまりやくぼみのあるところの小さな氷を見るのも好きだった。
自然の中にできる氷には、木の葉が入り込んでいたりとかもして。
水たまりが凍った上を、スケートのようにすべってみるのも楽しい。

スキーとかスノボとかもやったけども、そういう特別な雪の景色よりも、登下校中や遊んでいるときの、そんな風景の方がなつかしく嬉しく思い出す。

ほんと好きだったな、雪の日と雪景色。

今でも雪も雪景色も好きなのだけど、でももう子供の頃みたいなたくさんの雪にまみれる日常はないのだろうなとさみしくも思う。
ただ雪があるだけで楽しくて嬉しいのは、昔のそんな思い出も含めてかもしれないな。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集