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グラレコでやりたいこと。

先日、岩渕佳宏さん(ぶっちさん)のコーチング&大窪武士さん(たけさん)グラレコの「グラレコーチング」を受けました。
似たようなサービスを考えていたから、何が違うだろうという興味と、自分が描いてもらうことってないからどうなるかな?というのもあって。

で、描いてもらったのがこれ!
やりたいこととか思ってることをまるっと出さされて記録されてしまった感。

コーチング後に見せられたこの結果、こんな風にまとめるのか!って思っておもしろかった。
なるほどなー、というのとか、こんなところを!っていうのとか。
自分でもここを描くだろうというところと、全然違うまとめ方や掬い方のところがあって、コーチングの体験としてだけでなくて、グラレコされるのとしてもおもしろかった。

受けてみて、やっぱりコーチングってパワフルだなぁ!と思った。
キャリコンと違って(少なくとも私のやり方と違って)問いかけの後押しする力、リードする力が強いように思う。
考えさせるため深めるために、話に沿うだけでないいろんな方向からの問いやワークがある。

全然違う方向からの問いかけをしたり、イメージさせたりするのは、私も好きなのだけど、相手の様子を見てになるし、答えが出るまで待つし、出ないなら出ないでおいておく。
ぶっちさんの問いかけは、答えを出させるパワーがあると感じた。
それは、コーチングとキャリコンの差なのか、ぶっちさんのスタイルなのか、わからないけど。

こうしたいと思ってても口にしていないことや、こうしないといけない、こうした方がいいとなんとなくわかってるのにはっきりさせていないことを、口にせざるを得ない感じに持っていかれて。
口にしたら、わかってると認めたら、やらないといけなくなっちゃうじゃん?
そのパワフルさが強いなぁと思った。

で、すかさずそれらはグラレコで記録されていて、自分の言ったことから逃れられないっていう。
やっぱり、どっちかというと避けたいところそそ、しっかりとらえられてしまうよね。

ひっぱられたり後押しされたりで、出した答えやそこまでの流れを、1枚ぴったりでまとめてくる、っていう、そのどちらも合わさるから余計にパワフルだと思う。
自分が考えたこと決めたことが、その中に詰まっているから。
コーチングのパワフルさやそこでの感覚や思いとかを、1枚だけで思い出させるから。

なので、そのパワフルさが、すごいなぁいいなぁとうらやましくもなった。
私にはできないなと思って。できないけどこのパワフルさをほしい人は多いだろうと思って。

でもよく考えたら、というか、自分で話もしているけど、私のやりたいことはそうではないのだ。
別にひっぱらなくても後押ししなくてもよくて、ただそこに、出てきたものやあるものを、おいてみたいだけなのだ。
おいてみて、それをもとに考えたり話したりしたいというだけだ。

それは、キャリコンでやることと同じことだし。
組織開発でやりたいことと同じこと。
ひっぱらなくても、押さなくても、そこに何かが起きるっていう、人の力や人と人との間に起こる何かを信じたい。

ただそこに話や思いや表情や雰囲気などをおくだけでも、切り取り方や問い方や描き方などで私の癖は入ってしまうから、できるだけそれ以上は私のフィルターを入れないように、介入しないようにしていたい。
自然にその人(その人たち)から出てくるものが、その人にはたらく強さが大きいと思うから。

だから、やりたいことの違いがはっきりしたのもよかったなと思う。
これは多分、普通のコーチングではわかってても腹落ちしなかったんじゃないかと思う。
似ていても違う、が腑に落ちたから、グラフィッカー同士だから見えたことかな。

対人支援としても、グラフィッカーとしても、ちょっと似ていつつ違うからこそ、これからも交流しつつ刺激をいただきたいと思えるお2人でした。
受けてみて知り合えてよかった!

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