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決め切らないから超えていける。
ゴールや目標を決めて逆算して計画を立てる、というのが私はめちゃくちゃ苦手。
会社の業務とか、やることが明確でやったら終わる、みたいなものはともかく、自分でゴール決めるようなものって、ゴールが決まらないじゃん?
やってみたらわかること見えることがあって、これがゴールだなんて決め切れたりしない。
短期間の目標とかならまだ計画立てる意味がわかるけど、それはそれで短期間で一気に力ずくでやってしまうので、あまり計画にならない。
(それは自分のやり方が悪いだけだけど。)
ゴールや目標を設定して、計画立ててそのとおりに進めたら、進みやすくなるし目標達成しやすくなるとは思う。
なんとなく漫然と何かをするのに比べて、やることの意義が大きくなりそうとも思う。
でも、ゴールや目標を決め切ってしまうことで、その地点に向かう力とか意識とかが強くなりすぎるのが違和感があって、好みでないのだ。
そのゴールを意識しすぎて、そこまでの計画を気にしすぎて、もっとほかにある何かを見落としそうで。
そのゴールに到達することが目標になって、ほんとはもっと先へ行けるのに、ゴールまでで終わりそうで。
ゴールを決めてようがどんどん先へ進みあれこれ見聞きしてはゴールを変えていく人もいると思うけど、ゴールがあるとそこにとらわれる場合も多いと思う。
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あるゴールを決めてそこにコミットして、そこから逆算して綿密に計画を立てて、目標達成まで着々と進める。
というやり方だと、目標まで達成する確率は高くなると思う。
でも、高くなったとしても、その黙秘の100%が上限だ。
多少超えたとしても、延長上にはみ出るくらいのイメージ。
ゴールを明確にせず、ゆるっと方向性だけ示した状態で、詳細な計画などは決めないままに、そこにいる人に任せてみる。
というやり方だと、もともとふんわりイメージしていた目標にたどりつかないリスクもあるけども、そのイメージのもっと先へ、そのイメージからちょっとずれてもおもしろいところへ、たどりつく可能性がある。
100%になる可能性が低くても、200%とか、150%'とかになるかもしれない。
私は圧倒的に後者が好きだ。
想定内の完璧さより、想定外のおもしろさがいい。
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そしてそれは、個人でなくチームになると、そのどうなるかわからないおもしろさとスケールしやすさが大きくなると思っている。
1人でやることだったら、想定外もたかがしれているし、なんらかの新しい知識とか経験とか、何か気づきがあったりとかがないと、たいして変わらないと思う。
でも、複数人いたら、ちょっとの想定外がかけ合わさると、大きな想定外になるし。
誰かの想定外から、ほかの誰かやみんなが、何か思いついたりするかもしれないし。
チームで動くときほど、しっかり計画立てたらそこからずれないようにとしがちだと思う。
1人だけずれたり変えたりしたらうまくいかなくなりやすいし、みんなの分を変えたりみんなを変えたりするのは大変だから。
いったん決めたことにとらわれがちになるのではないかと思う。
だからこそ、決め切らないことで起こりうる相乗効果や想定外が大きくておもしろくなるだろうし、もともとのゴールを超えて行きやすいと思って、そういう関係性や進め方ができるといいなと思う。
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