筋がとおる理由がほしい。
会社での方針にずっともやっとしていて、納得できない理由を考えてみた。
最近、何人かに「なんでなくなったの?」「よかったのに」って言われたから余計に、ほんとは不満なんだよなぁという気持ちが大きくなったように思う。
理論的にもどうなんかなっていろいろつっこみたいところは多いんだけど、なんだかんだ言って、1番もやっとしているのは、筋がとおってないと思っているからなのだった。
対人支援としてそのやり方はどうなのか、みたいな話なんかしなくても、理論とかそんなの関係なく、単純に、
「上司がキャリア支援をできるようになるといいかどうか」
「キャリア支援ができる専門職がいるといいかどうか」
って、全然別の話じゃない?
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直属上司がキャリア支援をできるようになるのはいいことだと思うけど、キャリア支援をする専門部署を置いておきつつ、上司もキャリア支援をできるのでいいじゃん?
相談する側とされる側の相性もあるし、それぞれ得意分野とかもあるし、相談する側に選択肢が多い方がいいと思う。
専門の部署を置いておいて、相談するかどうか、相談するなら誰がいいか(上司も含め)自分で選べるのが、自律性もあり心理的安全性も保たれると思うのだけど、上司にしか相談できなくて、上司の指示で相談しないといけなくなったら、選択の自由がなさすぎない?
別に外でほかにキャリコンなりコーチなり相談できる専門家を探したっていいんだけど(個人的にはおすすめだけど)、社内だから社内の情報を提示できるとか社内の状況が把握しやすいっていうメリットは大きいと思う。
オープンな情報とか通達とかでさえ伝わってないことは多いし、ただ知るだけで不安が落ち着いたりすることもある。
お金払って本気で相談するからこそ得られることって私は大きいと思ってるし好きだけど、社内だから無料だからと気軽にまず試してもらえるよさだってある。
専門部署だから、専門職だから、できることだってあるよね?
兼任や片手間ではやる気があっても工数的に足りないことできないことだってある。
とかいろいろ考えて、やっぱりどうしても、上司がキャリア支援できたからって、社内で専門部署置かない理由は見つからないんだよなぁ。
それがほんとにもやっとし続けてる理由。
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ここで書いたことは個人的な考えだし、だから絶対専門部署があるべきだとは言えないし、会社や人事の方針が違うなら、価値観の違いでしょうがないとも思う。
それを変える権限もないんだし、せいぜい要望あげるしかできないし、方針違うことに不満言っててもしかたなくて、どうしてもいやなら方針合うところに行くだけだ。
だから、キャリア支援する部署がいらないなら、いらない理由を説明してくれたらいいのになぁと思う。
上司がキャリア支援をできるようになるのがいいから、というのは、専門部署がなくなる理由としては説明になってない。
いらないならいらないと、いらなくなった理由を伝えてもらえた方が、納得できるし諦めつくのに。
(説明しろというのが甘えなのかもしれないけども。)
筋がとおってない話であいまいにごまかされてる感じが、実際の状況以上にもやっとする気がして、なんかいやだなぁと思う。
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(それはそれとして、やっぱり、組織職の方々がこれまでの業務を抱えつつ専門的なトレーニングもしないままで、対人支援がほんとにできるのかっめところには疑問はあるし、それがほんとにできると思ってるなら、専門家をばかにするなよ?とは思う。
私がそんなことを言えるレベルでもないのだけど、だからこそ余計にちゃんと学ぶことやトレーニングすることの重要性は身に染みている。
そんなレベルの支援はいらないって話なのかもしれないけど。
いろんな事情とかあっての判断なんだろうし私にはわからない理由もあるのだろうけども、本気で今のマネージャーたちが専門部署なくして大丈夫なキャリア支援ができるものだと思っているなら、ほんとに価値観違うなぁと思うし話する気にもならないかもなぁ。)
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