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固定概念は自分のそばに佇んでるわけじゃない。
「会社辞めて何か仕事やってるの?」
冬眠してたのごとく、2年程オンラインの世界に潜り込んでいた。久しぶりの知人・友人からの第一声はだいたい同じ。
「占い始めました。」
知人にはそう伝え
もう少し親しい間柄の人には、
「占いはタロットをやってて、スピリチュアルにハマってるよ。」
と伝えると、んん?オヤっ?とした表情をされる場合が多い。
(怪訝そうな顔で)占い師ってこと?
(不可解な表情で)なんで占いなの?
物事を自分で決断できないの?
あまりハマって、宗教とか入ったり壺買ったりしないようにね。
とかなんとか、言われると思っていた。
が、誰からも言われなかった。
怪訝そうな顔すらされなかった。
言ってる相手が少ないからかもしれないし、気を遣ってるのかもしれないが、そんな感じでもなさそうだ。
単純にそれいいねって反応。
占いやりたかったんだ。好きなコト見つかって良かったね。(うん!)
占いは解釈や伝え方が重要だから向いてそうじゃん。(そうかな)
占いって個々の腕次第だし、大丈夫だよ。(そうなのか?!)
実は私もスピリチュアル興味あるんだ。(うれしい)
昔から不思議な感覚信じてたもんね。(そうなのよ)
興味なかったけど、私にもやってみてほしい。(OK)
反応はいたってポジティブでそれぞれ感想をくれる。
夫には一番に伝えた。まだスピリチュアルな領域で生きていく覚悟が定まってない状態の時に。彼からは
「スピリチュアルに対する勉強不足!理解不足だから不安になる!」と一蹴された。
「因みに俺はスピリチュアルな世界を信じてる。勉強した結果、そう結論づけてる。」と相変わらず自信満々に言いのけていた。ザ理系人間には理解してもらえないだろうと不安視していたが、腑に落ちるまで理解することの方が重要のようだ。
家族にも伝えた。
「へぇ。毎年なんか受けたりしてたもんね。てっきりキャリア関係の仕事を続けたいのかと思ってたわ。」by母
キャリア×フリーランスの方の新聞や記事を見つけたら送ってくれるくらい、私がキャリアの仕事をし続けたいと思っていたから。とはいえ母にとっては、激務な会社を辞めて元気な娘であれば、何をしててもいいようだった。
占いもスピリチュアルも好きなんだ!
と声を大にすること自体恥ずかしかった。
占いを仕事にしてると胸を張れなかったのも自分。
何をやってても応援してほしいと願っていたけど、応援してくれる人は結構いるのに、応援不足だったのも自分。
何をやっていたとしても、どんな状態でもあなたはあなたでしかないよ。
セッション時にクライアントさんには伝えられる言葉を、自分にかけてあげられてなかったよね。よくある、よくある。
固定概念は、他人の傍にいるわけではない。
自分の隣に佇んでるわけでもない。
自分の中。中にいるよー。