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誰から紹介され、誰が書いた本なのか(あなたがここに転生した理由)

警視庁に勤務されていた坂東忠信著【あなたがここに転生した理由】を読了。概要は、18年間警視庁勤務の著者が、飛び降り自殺者と一晩過ごした体験をはじめとする『体験』を元に、『あの世』についての考察。前半はスピリチュアリティを交えた体験談、後半は経験をもとに想像の世界を広げた一冊です。

今日は本の紹介ではありません。なぜこの一冊を手にしたのか、本以外の情報とは、口コミについてなど考えるきっかけとなったので少し。
※なお、年に数冊しか読書をしてこず、2022年から読書を始めた初心者からの視点です。

誰から紹介された本なのか

情報過多もいいとこな時代において、1冊本を選ぶのも難儀。この本は、以前、自身の企画に参加してくれたメンバーからおススメしてもらった著書だったこと。彼女の知性と『日本を愛する心』に惹かれるからこそ読んだ1冊でした。

誰から紹介された本なのか。

今後もより一層重要視する観点でしょう。

この人からの紹介だったら何でも読んでみたい。そう思える相手が複数いるのはいいですね。

著書以外の情報を参考にする

タイトルにも元刑事は謳ってるものの、経歴や思想、過去どんな本を書いたかを念頭に入れておくだけで、「だからこの本を書いたのか、こんな書き方なのか」が分かって、楽しみを増やしてます。

今回は読了後、口コミなどを検索をしていると、著者のインタビューを発見。先に本に触れたので軽い口調のユーモアのある方だなと思っていたが、インタビューを聞くと、より“らしさ”が出てます。著書の内容にも触れてます。

最近だと、本人の音声や動画がある場合も多いので、事前に見ておくと、当たり外れが減りそうです。

口コミを見てから読む

ミステリー以外のものは、先に口コミを読んでます。評価の高いものと、1をつけてる低いものの双方を。特に低い評価のコメントは、“期待はずれ”だったことを書かれているケースが多く、何を期待して読まれたんだろうという参考になります。

タイトルに惹かれて読んだ方にとっては、違うじゃん、となる気がしました。


今回の収穫

後半はかなり妄想力全開のストーリーなのですが、著者も「これが正しい」と断言しておらず、「あくまで自分はそう感じる」という認識で話を進められてるので読みやすかったです。

というのも、スピリチュアル関連のものは、有名になればなるほど「これが正しい」の打ち出しが強すぎるから。

自分の経験してきた中からこう想像してる。という世界観を展開してる読み物は好きなんだなと食わず嫌いしていたものへ、新たな一歩を踏み出せそうです。

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