見出し画像

海外生活1年目で見えた、自分の本質

まずは新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
昨年 私の記事を読んでくださった方、色々なリアクションやフォローをくださった方、本当にありがとうございました!
始めた頃はただの自己満noteだったのが(今もか笑)、皆さまのおかげでモチベーションを保ちながら楽しく続けることができました。

そしてこのnoteをきっかけにいただいた、初めての「"書く"というお仕事」も、私にとってはすごく有り難い大きな出来事でした。自分の文章が誰かに届き、その誰かの心が少しでも動いたり、何かの気づきになってくれたりすることの喜びを知ることができました。
私がこうして文章を書くきっかけは、自分の中から湧いてくるものもあるけれど、やっぱり誰かの書いた素敵な文章に救われたり刺激を受けて生まれていて、それらの良い循環が続いているんだろうなぁと思います。

個人的にも仕事的にもまだまだ駆け出しライターな私ですが、今年はより「書くこと」「伝えること」「自分に素直になること」を大切にしていきたいなと感じてます。
2025年もどうぞよろしくお願いします!

近いうちに改めてプロフィールでもまとめてみようかと考えているところです。需要があるかは分かりませんが、気長にお待ちいただけると嬉しいです^^



本題

さて、年始のご挨拶ということでちょっぴり形式張った文面になってしまったけど、ここからはいつもの調子で書いていくぅ!

年末にフランス生活1年目の所感を書いてみたこちら。

この記事の中で「自分は根っからの陽キャじゃないと再認識した」と書き残したんだけど、今回はそれについて深掘りしていこうと思う。例の如く長くなりそうな予感。


結論からいうと

てっとり早い話、移住前に思っていたより、自分はいわゆる海外ノリ?な外向的な性格じゃないなと発見したんだよね (爆)
1年住んどいてオイ!って感じだけどw 本当にこれはそう、と確信したというか、うん。私だいぶ内向的な人間だわ。旅行は好きだけど、世界のどこでも生きていけます!みたいな自信はまったくない。

外国で(私の感覚からしたら)異次元レベルにオープンな人々と対峙した時に、くっきりはっきりと自分の性質が浮き彫りにされちゃったよ。外の世界に向けてエネルギーを使い続けざるを得ない環境にいることの、まぁしんどいこと。最初のうちは加減がわからないし、少しでも早く馴染みたいと無理しちゃうから、余計にすり減っていた部分もあると思う。

考えてみたら、いや考えなくても、こうしてnoteに言葉をつらつら綴っている時点で、そりゃ内向的だろっていうのは明確だったんだけど。
日本で日本語を使って世渡りしてた時は、言葉はもちろん ある程度の経験値のおかげで外向的っぽく見せられてたんだな、と振り返ってみて初めて妙に納得して。自分のことって案外理解しきれてないもんで、面白いね。

じゃあなんでその結論に至ったの?というのを自分なりに解釈したので、興味のある方は続きを読んでくださると嬉しいです。


きっかけ?
渡仏後半年ほど経った時に、ふと自分の思考・行動パターンにとある恒常性を感じて、どうにか言語化できないかと悶々と考え始めた。

渡仏後3ヶ月目あたりまでは、初めての環境に身も心もあたふたしていて、今よりもクリアに自分の状況や精神的な起伏を冷静に分析・客観視はできていなかった記憶がある。
日本と全く違う環境というだけでも、自分にとっては異質で慣れるのに必死だったのに加えて、外国人の義母と同居しなきゃいけないという特殊な状況もそれはそれは大きく影響した。

具体的にどんなことを感じたかというと…なんかね、とにかく少しでも自分だけの時間や空間を確保したくてたまらない気持ちが強まった。もう引きこもりたくて、誰にも邪魔されない自分の世界にどっぷり浸かりたくてしょうがなかった。

外ではいつ誰に何されるか分からないから常に警戒が必要だし、家に帰っても義母は優しくコミュニケーションをとろうとしてくれるんだけど、もうとにかく放っておいてほしかった。言語もままならない上に義母との距離感がつかめないうちは良い塩梅の伝え方も分からず、すぐに自分を蔑ろにしていた。

でも正直なところ、私の中で起きたいろんな変化は単純に私の性格に由来するものなのか、その状況下だったから自然と防衛本能のようなものが働いた(誰にでも起こりうる?)のか、わからない。

そもそも私のことを直接知らない人には「なんのこっちゃ」と思われるかもしれないので、私の性格と傾向、印象的な過去の出来事について少し書いてみる。



私ってこんな人間(主観)
一貫している部分もあれば、その時々で内訳が変わったりもするけど、時代ごとでざっくり振り返るとこんな感じ。なんだか通知表みたいでちょっと気恥ずかしい。

小学生ごろ
・好奇心旺盛、怖いもの知らずで活発
・なのですぐ怪我する→でも辞めない
・何事もとりあえずやってみるタイプ
・人を笑わせたり驚かせるのが好き
・人見知りはほぼしない
・負けず嫌い
・生まれた時から反抗期だった説
・ちょっと意地悪な時期もあった
・たまーに夜寝る前、「もし急に親が死んだらどうしよう」とか考えて泣いてた
・末っ子で親に経済的負担をかけられないと自覚してた
・自立心が強い子供だったと思う
・母親に「自分がいない方が楽だった?」と聞いて泣かせてしまったことがある(たぶん共働きの両親を心配して出た質問)
・感受性が豊かな方だったかも
・好きなことは自分が納得いくまでこだわる
・絵を描くのが大好きでよく没頭してた
・母と思春期の姉が顔を合わせれば大声で喧嘩するのがとにかく嫌で、いつも兄とすぐ自室に逃げていた

■中学生ごろ
・クラス内ヒエラルキーでは中間層
・陽キャとも陰キャとも程よく話す
・女子特有のグループ行動は嫌い、単独行動ばっちこい
・友達関係は狭く深く
・1回だけ男子からちょいイジメ(嫌がらせ)をされたことがあった
・国語と英語が好きだった
・ヤンキー校で有名な中学だったので、ぶっちゃけあまり心に残る思い出はない
・家庭環境が一瞬複雑になり、メンタルが不安定な時期もあった

■高校生ごろ
・女子校でのびのび過ごす
・自力でお小遣いが欲しくて初バイト開始
・社会の厳しさと優しさを知る
・経済的に国公立大しか行けないので特進クラスに上がって受験も頑張った

■大学生以降〜
・人と話す時は聞き手に回ることが多い
・あまり相談せずに自分でものごとを決める
・これまで親も含め他人と喧嘩したことがそんなにない



フランスに来た当初はかーなーりメンタル迷子に陥ってて、よっぽど暇だったんだろうね、「自分は何者なのか」みたいな答えのないようなことをいつも考えてて、HSPだ何だのって、とにかくなんでも良いから自分に当てはまる事がらへの名前が欲しくて、ひたすら情報を探してた。

もうだいぶ古いあの16性格診断のやつ、たしか初めてやった時は仲介者か提唱者だったんだよね。アルファベット4文字は忘れちゃったけど。その後何度かやってみてもいつでも外交官グループの何かしらのタイプに絶対なってた。
曰く、私は穏やかな性格で共感力が高く、独自の世界観を強く持った理想主義者らしい。趣味は病むこととかひどい書かれようwwでもあながち嘘じゃないかも😂考えすぎちゃうクセは昔からある。



ちょっとした口喧嘩でも人とぶつかることが本当に苦手な私には、お互いの本音を隠さずぶつけ合うことが良しとされるフランス文化が強烈に感じられた1年目だった。
いやー思い出すと色々あったなぁ…これからまた数年住んだらもっと慣れてたくましくなっていくものかしら。

何はともあれ環境に流されすぎず、自分の本質は大切にしつつも活かしながら今後もやっていけたらいいなと思った、新年1本目の記事でした。


いいなと思ったら応援しよう!

槙 maki - フランス暮らし
応援いただけると記事執筆の励みになります。