開放のソで見直すクラリネット奏法論〜音楽表現を豊かにするために〜
開放のソで見直すクラリネット奏法論の10回目の更新になりました。
記事を読んでくださる方、記事を読んで質問をくださる方、いつもありがとうございます😊
この回で「開放のソで見直すシリーズ」は一区切り着けて次に続くシリーズを展開していきたいと思っています。
さて、前回の9回までで、呼吸、呼吸を支える土台、喉のこと、響きのことなど書いてきました。以前の記事はこちらから👉👉👉開放のソから見直すクラリネット奏法論|Maki‐CLASP #note https://note.com/maki_clarinette/m/m16b75a1fc044
これらの奏法論はクラリネットの基礎として、とても大事なことばかりです。これらの基礎がなければ、クラリネットで音楽的な表現をすることは非常に難しくなります。
どんなに吹き手の中に溢れる音楽があって、音楽的な感性に優れていたとしても、クラリネットを通してその音楽性が表現されなければ、「表現をしていないこと」と同じことになってしまうからです。
例えばScherzo で書かれた軽やかな曲を、表現しようとした時、柔軟な呼吸、その呼吸を支える土台、音が潰れないようにするため喉を下げること、音を明るく軽やかに響かせることなど、全てが揃って初めて音楽を表現するスタート地点に立ちます。
言ってしまえば、身体論は音楽の表現を拡げる為の入り口なのです。
身体論とは決して、楽にクラリネットを吹くことではありません。身体をフルに使ってクラリネットを音楽表現を高めていく作業なんです。
こうやって書くと、なんだかアスリートみたいですね😅
練習をする時「身体のどこが使えているか?」「身体のどこを使うのか?」自覚があることが大事なんです。自覚があることで、身体がその場所を自然と使おうとします。一番良くないのはただ無自覚に目的意識がなく反復練習を行ってしまうことです。
いつもの練習に意味を持たせる事が重要なんです!!
これからは身体の使い方なども書いていきたいのですが、音楽の表現を高めていくための記事も書いていけたらと思います☺️
2020年もあと残り一か月!今年の練習を見直して、来年どんな風に自分を進化させるか計画を立ててみましょう☺️
🎼クラリネットをオンラインレッスンで学んでみませんか?😊フランスで学んだ事を丁寧にパリからお届けします!便利な読み返せるレッスンノート付きです☺️
まずは体験レッスンからどうぞ🥰佐藤麻紀オンラインレッスンはこちらから👉👉https://maki-clarinet.stores.jp/