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音程の幅を知るトレーニング

スケールの中にある2度から始まり完全8度まである度数の練習はどんな風に取り掛かってますか?

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もちろんフィンガリングの練習だったり、タッチの練習、圧力がかかった息が入っているか?など挙げたらキリがないのですが、私はこの練習は音程の幅を覚えるトレーニングとしてすごく優れていると思っています。

クラリネットは、歌と違いキーを抑えればその抑えた音が出ます。なのでどうしてもフィンガリングのテクニックばかりに気が向いてしまうのですが、クラリネットも歌手のように音程をイメージして当てていく必要性があります。

試しに、音程の幅ががきちんと自分頭の中で取れているか確かめてみましょう。方法はとっても簡単!
ハ長調の音階で下の音程差(長短などありますが、ここでは割愛します)で歌っていきましょう。
2度 ドーレ

3度 ドーミ

4度 ドーファ

5度 ドーソ

6度 ドーラ

7度 ドーシ

8度 ドード

どうですか?きっちり音程をとって歌えましたか?5度くらいまではいいけど、だんだん音程の幅が広くなってくると正確な音程が取れなかったりしませんか?

そうなんです。難しいんです。この音の幅を身体で覚える事がとても重要だったりします。

例えば下のような楽譜を演奏するとき、正しく音程の幅を歌えますか?

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音を一音一音単体でみると、なんて事ない譜面なのですが、高いラから下のラに降りる時、正しくオクターブの音程が取れないパターンをよく見かけます。オクターブの幅がうまくイメージできない為、下に降りたラの音が高すぎたり、低すぎたりしてしまうのです。

恥ずかしながら、私も学生時代はこの練習は指の練習として取り組んでいました。だから練習はしていたのに、音の幅の概念がすっぽり抜けてしまっていて、この練習の応用がなかなか曲で使えないでいました。

気がついたのはある時「あなたさっきスケールで7度をやったのに、どうしてこの曲の7度は取れないの?」と言われてハッとしたのです。試しに音程の幅を歌ってみたら、全然音程が違う😱

がーん😱😱😱

ソルフェージュって楽器を演奏する上でとても大事なんですよね。ガムシャラにさらうだけでは、解決しないんです。

もちろんクラリネットには楽器の構造上、音程が悪いネックになる箇所がいくつもあります。

でも音程の幅が分かっていれば、音程が悪い時は変え指を使って対応する事ができます。

ぜひいつもやるスケール練習をもう一歩突っ込んだトレーニングとして活用してみてください☺️

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まずは体験レッスンからどうぞ

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