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3日投稿2日目【悔しいという気持ちを常に持つ】
こんにちは☀
3日投稿2日目。
今日は6月のプロモーションに引き続き、とある会社様から8月のプロモーションも指名をいただき、ご一緒させていただいたお話です。
6月よりもさらに気合を入れて臨んだ8月
今回は師匠と私と、2人で担当させていただきました。
師匠は初日と最終日、私は間の5日間。
今回も絶対に結果を残すべく、
✓プロモーション3週間前までに前回の商品情報を再度まとめ、インプット
✓前回疑問になった点をまとめリストアップ
✓デザイナーの仲間にポップを依頼
気合を入れ、向かいました。
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お盆明けの厳しい時期でも攻めの姿勢
今回のプロモーションはお盆明けでした。
百貨店も通常に戻り、平日は夕方まで店内は静かな状況。
プロモーション2日目。出勤するとさすがは師匠。商品がすっからかん。
正直悔しいと思いました。
師匠は隣のブースにいてましたので
引継ぎを行い、初日に苦戦した商品にセンターピンを設定
また、今回は営業さんから
「関西初登場のワイン(赤ワイン/約5500円)をお嬢がいる間に1本でも売ってほしい」というミッションを課されました。
まずはそのワインがどんなワインなのかを試飲。商品情報を頭にインプットしていくもうまくストーリーがつながらない。
営業さんに「この商品について詳しく教えていただけますか?」
と説明をお願いすることに。
レアなワインであり、非常に素晴らしい味わい。奥深さ。
国産品種のブドウであることを忘れてしまうエレガントさ。
これはストーリーを聞いて、飲んでもらったら絶対に売れると確信
私の出勤初日は良いとも悪いとも言えない結果。ですが、初日に苦戦を強いられた商品に力を入れていたのもあり、その商品はどんどん売れていきました。
プロモーション2日目の動きを見て、私は攻めの姿勢に入ります。
百貨店の倉庫にある商品の8割を店舗に、そして追加で発注をかけました。
営業さんも「いきましょう」と言ってくださいました。
私はいつも営業さんに「大丈夫です、私売りますから」と声をかけています
宣言通りプロモーション3日目は売れていき、
初日に苦戦していた商品の在庫が尽きそうになった為追加発注。
師匠には「台風来るかもしれないのに追加するの⁉」と心配されましたが
「私売りますんで」と強行突破。(笑)
プロモーション4日目に奇跡が起こる
プロモーション4日目。週末がやってきました。
朝から店内は賑わい、スローペースですがワインは売れていきました。
営業さんが席を外している間に一人に男性がブースの周りをうろうろし始めました。
声をかけようにもほかのお客様に試飲をお出ししているタイミングだったため、なかなかタイミングをつかめず。
ちょうど落ち着いたタイミングで男性が私に
「ギフト用で探しているんやけど、おすすめはやっぱりこれやんな?」
と言いながら1万円超えのワイン赤白を指さしてきました。
「そうですね。こちらは20年以上熟成させたこだわりぬいたワインでございまして、熟成方法も珍しいんです」などと説明していると
「じゃあ、それちょうだい」と言っていただけました。
でも私の中では実際に飲んで納得していただいてからご購入いただきたかったので
「せっかくなので一度試飲してみませんか?」と試飲を促し試飲していただきました。
飲んだうえで「間違いない。配送でお願いします」
ご購入を決めていただけました。
百貨店の決まりで配送伝票は先に書いてもらう必要があったため、記入台へご案内したところ、
「もう1セットちょうだい」という声が。
内心驚きましたが「かしこまりました、お持ちしてレジにお預けしておきますのでお待ちくださいね」と声をかけブースへ戻りました。
かごには1万円超えの赤白2本すでに入っている中、
営業さんに「すみません、これもう1セットここに入れていただけますか?」
とお願いすると、
「え⁉まじで⁉嘘やろ⁉」と驚きを隠せない様子。
そのあと「すげーな、やっぱりお嬢はさすがだわ」と言い、
周りのブースのメンバーに「うちの子が1万円超えのワイン4本売った」と自慢しに回っていたそうです。(笑)
そんなことも知らず販売をしていると
みんながほめに来てくれました!!!
何で知ってるの⁉って思いながらも、
ここの百貨店メンバーだからこんなにもあったかいんだなぁと涙をこらえておりました。
※ちなみに1万円超えのワインを赤白2セット売ったのは史上2人目だそうです
そのあとにミッションを課せられていた赤ワインも1本売れ、
「嘘やろ」の連発。
その日の夜改めて営業さんからショートメッセージで
「せやけど、ほんまにすごいわ」と連絡をいただきました。
(いや、めっちゃ関西弁やないかーい)
プロモーション6日目
平日ということもあり、店内は静かな様子。
ですが着々と売っていきました。
合間を見てはひたすら商品に関する質問をしていき、メモを取り続けました。
私の出勤最終日は、納得のいく結果ではありませんでしたが、
師匠より、「平日でこのブースで3万ぐらい。これだけ売ってるのはすごいことなのよ。週末でも周りのブースと変わらないぐらいの金額を出せているのはほんとにすごいことなんだからね」
とお褒めの言葉を頂戴しました。
それでも私は悔しくて。
私のほうが売っていてもキャリアがある人に嫌味を言われたり、
ものすごく下に見られたり。
正直、後日思い出して泣いてしまったほど。
最終結果
1万円超えのワインを合計5本、ミッションを課せられていた赤ワインは5本売ることができました。
初日に苦戦を強いられていたワインは赤白ともに1ケース追加したものの、
数えるほどしか残りませんでした。
プロモーション4日目からは再度目標の共有を開店前に行ったこともあり、
大幅に売り上げを伸ばすことができました。
営業さんを巻き込み、お客様を巻き込み、アットホームな空間を作り続けたこと。
これが今回結果を残せた要因だと思います。
まわりと比べない、でも時には比べて悔しさをばねに
私は、お酒販売のキャリアとしてはまだまだ新米。
お客様にわかってんの?みたいな感じで上から来られたり、舐められることも多々あります。
ですが、そこの百貨店メンバー最年少(らしい)、持ち味の親しみやすさで
どんどんファンを増やしていったり
私にしかできない接客や世界観で差をつけていっていると思っています。
営業さんとどうやってモチベーションを上げていくか。
毎日客層や周りのブースで売れていくものの価格帯を分析しながら進めていく
これができるのも自分の強みな気がしてます。
私のフォロー不足も目立ち、悔しいプロモーションとなりましたが、
営業さんからの「大成功でした」という言葉に歓喜
プロモーション終了後、
今回お仕事した百貨店の下期プロモーション日程が確定し、
全日程指名をいただきました。
次回は10月、11月はなんと2か所の百貨店でご一緒させていただきます✨
感謝をここで
私が時々入らせてもらっている洋菓子屋さんの同志、仕事仲間や友人、以前のプロモーションから私のファンになってくださったお客様、そして私の師匠のお客様まで…
毎日必ず誰かが会いに来てくださいました。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
皆様のおかげで今回も結果を残すことができたと思っております。
そして一緒にブースで闘ったメンバー。
私なんて足元にも及ばないと思っている大御所からもお褒めの言葉を頂戴しました。
自分の実績を自分のことのように喜んでくれる、とても素敵な皆様とお仕事ができ光栄です。
次ご一緒するのは11月。もっと成長した私を見てもらえるように
努力を重ねてまいります。
本日もご覧いただきありがとうございました。
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商品名書いてるため一部消してますが
プロモーション前に必ずしてるルーティンです