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手帳会議:2024.3

先日、抽選販売に当選した土屋鞄製造所&ほぼ日コラボの「はじまりの手帳(ROLL)weeks」が手元に届きました!いやーーー嬉しい!!!
早速、牧野富太郎氏のシハイスミレweeksにセットして使いはじめています。

3本目となる手帳会議note。1本目を8月に、スタメン手帳について整理をし、2本目を10月に、デジタル(Notion)とアナログ(手帳)の関係について書いてきました。
今回は、ほぼ日weeks&ROLLを、どんな風に使っていきたいか?じっくり立てた作戦について、纏めてみたいと思います。


去年のweeksの使い方

牧野富太郎氏のヤマザクラに一目惚れして、私のほぼ日weeks人生がスタートしました!

weeksデビューが10月と遅かったこともあり、まだ60%も使ってあげられていない…という歯痒い状況でした。
とは言え、半年使ってみたことで、この手帳をどんなふうに使いたいか?という方向性を固めることができました。

2023年のweeks


今年のweeksの使い方

これから、各ページをどんなふうに使いたいか、各ページの作戦をまとめてみます。
今年はシハイスミレ!素敵です。

私は、アナログの手帳では、スケジュールやタスク管理しないと決めています。日記や覚書なども含め、オンオフともに、すべてユーザー歴6年目に突入したNotionで管理しています。
仕事中のメモはiPad(GoodNotes6)にゴリゴリ書いているので、割とデジタル寄りの人間です。
割合としては、Notion&iPad9割:手帳1割ほどでしょうか。

私の手帳の使い方(前提)
・日々のスケジュールは完全にNotionで一元管理している
 仕事→Notionカレンダー、プライベート→Notion
・走り書きよりもなるべく丁寧に書いて残したい。内容は仕事9割、プライベート1割
・思考&アウトプットの8割は仕事のこと
・使う手帳はできれば1冊にまとめ、かつ財布と兼用にしたい(荷物を少なくしたい)
▼
仕事でのアウトプット先
・タスク管理、情報ストック、テキストベースの作業場  → Notion
・ストックする必要のない殴り書きメモ&資料チェック → iPad(GoodNotes)

…手帳の用途は!?と、我ながら不思議に思います。
これだけデジタルツールに情報を溜め込んでいるのに、何故まだアナログ手帳を使いたがるのか?という葛藤を、日々繰り返しています。もはや永遠のテーマ。
だって、お気に入りの手帳を使いたい!!!
…というオタク心が疼くというか、原始的な欲求が根底にあるので、デジタル一色に染まりきれないでいます。
アナログ手帳を使いたいが故に、手書きの余地を自ら作り出しているのかもしれません。


はじまりの手帳(ROLL)

手元に届いて5日が経ちますが、まだまだ見るたびにときめいています。テンションmaxです!!
紐をくるりと巻き付けるスタイルが、昔から好きなんですよね…weeksのスリムな佇まいもたまりません。
土屋鞄さんのふかふかなトーンオイルヌメ革も良き。どんなふうに経年変化していくのか、本当に楽しみです。

土屋鞄×ほぼ日!

抽選に申し込んでから、ほぼ日さんの制作秘話コンテンツや特設ページを毎日眺めてはそわそわしていました。当選して、本当に良かった…!!!


weeksユーザーになって半年が経ち、なんとなく、どう使いたいのかが見えてきました。
最近は、自分にとってのweeksは「企画骨子や思考のログ」なのかな?と思い始めました。
手帳に残すことで、未来の自分へ「思考の足跡」が遺せるのではないかな?と。

今年は年初から、大きめのプロジェクトを回し始めたこともあり、weeksを戦略的に使ってみたいと思っています。Notionでもできない、純粋な思考の塊に育てたい。

「はじまりの手帳(ROLL)」を相棒にできたことで、よりテンションが高まっています!

次から、各ページの使い方について纏めていきます。


月間カレンダー

月間カレンダー
◆月間カレンダーに書きたいこと
・会社カレンダー(イベントや長期休暇)
・病院の予約日
・チケット確保済の野球観戦予定
・帰省スケジュール
・大切な人の誕生日や命日

月間カレンダーはあまり重要視していないというか、オンとオフの予定を決める為の、大きめな要素だけを記しておこう…程度の感覚です。
「観たい映画の公開日」を書くかどうか、迷い中です。キリがなくなりそう…。

「大切な人の命日」は、ほぼ日スタッフさんの手帳術記事を読んで、いいなあ、真似したいなあと。
私は、忙しい時は特に心が虚ろになりがちなので、心を満たしてくれた人のことを思い出せる「きっかけ」を記しておくのは素敵だな、と思ったのでした。
大事なものを見失わないでいられそう。

──命日も書いておくんですね。

ご家族や友人など近しい関係の方以外は
どんな基準で書いているんですか?


僕は空っぽ人間なんですよ。
なので、どうしたらいいかなと
迷ったときに思い出して
立ち返るような人の
名前を書いておくんです。

ほぼ日手帳ニュース 2024/03/15 【突撃!隣のほぼ日手帳】


週間ページ+メモ

週間ページ
◆週間ページに書きたいこと

【週間予定】
・2/3…納期
 (大きめのタスクや締切ごと。見なくてもいい程度の緩さ)
・1/3…MTG結果
 (予定ではなく、参加したMTGのタイトルを記す)

【メモ】
その週の注力タスクの企画書ラフや思考メモ

一番使うだろう、週間ページです。

実際、手帳でスケジュール管理ができたらな…という憧れは常にあって、以前クオ・ヴァディスで試みたこともあるのですが、MTGのリスケやぶっ込みが多すぎる職種なので、管理しきれず諦めました。
なので、ここでは予定ではなく結果を管理します。

左の「週間予定」の「MTG結果」を書くのは、後で振り返った時に「この時期にこういうMTGしていたな」とスケジュール感を確認したり、Notion上の議事録や資料を探す索引的な使い方ができたりするといいな…と考えています。
また、大きめのタスクの納期を書いておいて、数日単位での仕事の配分を考えるヒントにします。

右の「メモページ」について。
企画骨子や思考を書き出します。だいたい週1,2回位、がっつり書き出したいことが出てくるので。
書き出すと、大体1p程度、まるっと使いがちです。
続きを書きたい場合は巻末の方眼ページへ。

「秘密の縦ライン」、企画骨子を書く時に、大変使い勝手が良いです。

1月はじまりの手帳を使っているので、1月〜3月は空白ページになるわけですが、1割しか書くことのないプライベートのメモ帳に使おうかなと思っています。


おまけページ:方眼メモ

方眼メモ
◆方眼メモに書きたいこと

企画書ラフや思考メモ

69ページしか無いので、収まるのかどうか、ちょっと不安ですけども…!

iPad(GoodNotes6)に企画メモをガシガシ書く時もあるのですが、PPTなどの資料に起こす為に書いている、いわばチラシの裏的な作業場です。保存しません。

weeksに書いているのは、企画やビジネスプランの骨子・思考メモといった「残したい」情報です。
半年・1年スパンのプロジェクトが多いので、週ごと位のスパンで思考をログっておくと、プロジェクトの変遷が可視化できたり、スタート地点に立ち戻るのも容易そうだな…と思っています。

Notionに、“思考をする為の素材”が膨大に積み重なっていて、
iPad(GoodNotes6)にひたすら書き殴ることで“思考を整理”していき、
weeksで“企画骨子を清書”して、
PCに向かい、PPTに起こす。
…という連携が、今のところ、自己ベストで企画書を完成させる為のフォーメーションです。

おまけページ:My100

My 100
◆My100に書きたいこと

積読本のタイトル(紙・Kindle両方)

だいぶ積読本が溜まってしまったので、せめて可視化しておきたい…!と思い、書き出すことにしました。
これまではエンゲージメントやセールスイネーブルメント系の本を購入しがちでしたが、事業開発系の本を増やさないとなあ…とか考えたり。
そもそも、積まずに読まないといけなかったり。
読み返したい本もたくさんあります!


Notion(デジタル)と手帳(アナログ)の関係

このnoteを書いていて、デジタル(Notion)とアナログ(手帳)の、自分にとってのバランスが掴めたような気がしています。

Notionは私にとって“第2の脳”で、あらゆるタスクや議事録、資料やデータ類が詰まっていて、ひとつずつ丁寧にラベリングして引き出しにしまっている状態なのですが、“企画を書く為だけ”に整理されているわけではないんですよね。
図書館や本屋で本が並んでいるイメージに近いです。

企画を考える時は、いろんな棚にある本を、いくつか引っ張り出して、パラパラめくりながら思考していくわけですが、その行為そのものは、手で書いた方がスムーズで洗練されていると思うのです(あくまで、私の場合は、です)。

Notionは点と点なので、手帳で”線”にし、”面”にする必要があります。
その役割を果たしてくれるのが、私にとってはweeksなのです。


光(ポジティブ)の記録

そしてもうひとつ気付いたことがあります。
どうやら私は、weeksには「ネガティブな記録」を残したくないようです。

今、任されている仕事そのものは楽しいのですが、組織で働いている以上、それなりにネガティブな感情はたまに生まれては消えていきます。
仕事に対する反省や疑問点は書きますが、例えば人間関係の悩みみたいなものは、あまり手帳に書きたくないのです。多分、そのページを開くたびに、ネガティブな感情を思い出してしまうので…。
私は、weeksを“光の手帳”にしたいのです!

悩みや愚痴、ストレス要因などのネガティブ要素は、Notionにすべて書いています。こんな感じ▼で実践中です。
Notionのページにネガティブ感情をどれだけ吐き出しても、普段はそのページを開かなければ目に触れることはないので、うまく切り替えができています。


雑多メモ→RHODIA


たまにガシガシと「文字」を書きたい時があったり、構造化した図を書きたいけど纏まりきっていない時があります。
そういう、特に“情報を残したい”わけでもない時は、ほぼ日weeksの気分ではなくて、トラベラーズノートか、RHODIAを使っています。

ここ最近は、ハードカバーのRHODIA(No.11)がお気に入りです。

あと、友人からほぼ日オリジナル(1月はじまり)の本体を譲ってもらってしまって、この子どうしようかなと迷い中です…
牧野富太郎氏のコウシンソウの素敵カバーを持っているので、活かしたい気持ちはあるのですが…!

コウシンソウのカバー

日記(DAILY LOG)は、Notionでがっつり記録しているので、悩ましいところです。
(興味ある方は、以前、Notionユーザーとして取材いただいた際のnoteをご覧ください)

今、考えているのは、ふと書きたくなった日に、その日付の日記を書く…みたいな使い方もいいなあと。
5年、10年経つと、「この年はこんな仕事してたなあ」「これにハマってたんだなあ」みたいな振り返りができて楽しそうです。
母が書いてくれてた保育園の先生との報告ノートみたいな感じ。何年か先に読み返すと、めっちゃ楽しそうです。


さいごに

昨秋からほぼ日weeksデビューをしましたが、100%フルでは使い切ることはできなかったので、これから1年しっかり使い込んでみたい!と張り切っています。
これまでPLOTTERやトラベラーズノートなど、その時に使いたい手帳にふらふらと彷徨ってきたので、1年間、一冊だけを使う…というのも初めての体験になります。

「はじまりの手帳(ROLL)」とともに、ほぼ日weeks(ほぼ)一本化にチャレンジです。
1年間フルに使ったら、この手帳は、私の脳みそが日々、必死に汗をかいて絞り出した濃縮果汁100%みたいな一冊になっているはずです。
そんな一冊、早く見たい!めちゃくちゃ楽しみです!

一生の相棒にしたい!という誓い

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