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手帳会議:2024.10
いつもポケットに突っ込んでいるスマホ。ここに手帳&ペンも携帯できたら最高なのにな…!と、常々思っていました。
そして先月末、その願いを叶えてくれる手帳カバー(本革)をお迎えしました!
フルオーダーで制作いただいたRHODIA No.10用カバー。名刺入れほどの大きさです。小さくて可愛くて有能すぎる…!
記念に、オーダー過程から、お迎えしての2週間の熱狂を綴っておきます。
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1. フルオーダーの背景
前回の手帳会議noteで綴った、トラベラーズノート&ほぼ日weeks はじまりの手帳(ROLL)とのバランスに関する悩み。
トラベラーズノートのことは、めちゃくちゃ大好きです最高です。
けれど、トラベラーズノートに書き込みすぎると、ROLLに書くことがなくなってしまう…という贅沢な悩みを抱えていました。
私の思考メモのフォーメーションを図解します。NotionとROLLまでの“繋ぎ”が難しい。
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ROLLをお迎えしてから半年弱ほど、この「思考の欠片」用にトラベラーズノートを使い倒してみたものの、もっと小さくていいし、もっとラフに(半日でそのメモを捨てちゃうような)扱える方がいいなあ…と悩むようになりました。
[読まなくてOKな詳細]
日常のアウトプット先は、Notionが9.5割、手書きが0.5割という比率です。
仕事で使うのはほぼNotion。たまにがっつり企画仕事をしたい時にPAPER JACKETなどでがしがし手書きしたり、あるいは休日に、ほぼ日weeks(ROLL)のweeklyページを使って週単位の企画振り返りを記録したりしています。
通勤中に閃いたアイデアは、文章レベルであればスマホからNotionに書き込むし、思いついたタスクはNotionカレンダーから登録していますが、たまにどうしても、手書きで書きたいことが出てきます。図解で表現したいとか、構造的に考えたい時とか。優先度が高くて、逆にNotionのページ内に書いてしまうと埋もれそうで怖い…とか。
その“閃きの瞬間”の為に、しばらくトラベラーズノートを使っていましたが、パスポートサイズであっても、持ち歩くには嵩張るな…と思っていました。
記録用としてはほぼ日のROLL(weeks)やNotionにログるので、雑多なメモは半日もすれば破って捨ててOK、何故なら書いたメモは読み返しもしないので…ということが半年弱のトラベラーズノート生活で判明してしまったのでした。
となると、やっぱりRHODIA。しかもポケットに入れるとなると、最小サイズのNo.10が良い!というわけで、手帳カバー探しをスタートしました。
お迎えしたRHODIAカバーはヌメ革一択!“革を育てる”ことができるか不安でしたが、ヌメ革エイジングマスターの友人がサポートしてくれるので、憧れのヌメ革デビューを果たしました。
革を育てる喜び、楽しさってこういうことか…!と、毎日実感しています。
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とはいえ、最初からフルオーダーを考えたわけではなく、まずはRHODIA No.10サイズの手帳カバー探しが始まりました。
これがなかなか難しく、No.11のカバーは数あれど、No.10となると、なかなかこれ!と思える出会いが無いのでした。
半年が経過した頃、近所でフルオーダー可能な革小物屋さんを発見。ここでなら!と思いオーダーに至ったのでした。
2. オーダー内容とお迎え
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「こういう手帳カバー、オーダーできますか?」「いけますよ!」と快く答えてもらった時の嬉しさたるや。
オーダー内容を考えている時が一番楽しいな…などと考えながら、相談に乗っていただきつつ、理想を形にしていきました。
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RHODIA No.10ぴったりの大きさでも良かったのですが、トラベラーズファクトリーのブラス万年筆を相棒にしたかったので、ぴったり名刺入れサイズにしました。
カード類が入るサイズにすれば、財布代わりにもできます。
オーダーから3ヶ月。毎日、革のエイジングについて書かれたサイトを読んだりしながらわくわく待機して、ついに先月末!出来上がってきました!
可愛すぎる!!
想像以上に可愛い仕上がりに、毎日ときめいています…!!!
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掌に収まるサイズなのが本当に可愛い。ちいさいものが大好きです。ちいさければちいさいほど良き。
こんなに可愛いのに、いつでも何処でも好きな時にメモが残せるうえに、大好きな映画のムビチケやお札も収納できるのです。
このRHODIAとスマホがあれば、余裕でお出かけできてしまいます。
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たまにずっと考え続けたい企画ネタがあったりするので、ちょっと良いメッセージカードを買って、書き込んで、スリットに挟むようになりました。
大好きなHUTTE PAPER WORKSのカードとか。この運用、なかなか良いです!
RHODIAの相棒を、トラベラーズファクトリーのブラス万年筆にしたのも正解でした。ヌメ革の色合い&RHODIAのオレンジにもマッチしていてビジュアルも最高。
なにより、電車の中などでふと閃いた時、ボールペンよりも“ひっかかり”が少ない万年筆の方が、アウトプットを阻害しない感じがして、私には合っているなと感じます。
3. エイジング沼へ
ヌメ革アイテムを手に入れたら次はエイジング。日焼けタイムです。
ですが自宅の日当たりチャンスは午前中のみ、しかも秋に突入。平日は内勤のため、日焼けさせるタイミングが皆無なのが難しいところ…!
やむなく日焼けは休日の午前だけに絞り、それまではなるべく汚さないよう細心の注意で触るようにしていました。
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日焼けチャンスは本当に少なかったけど、エイジングマスターのサポートのおかげで、順調に育っています!
都度撮影してエイジング記録をつくろうとしています。まるでこどもの成長日記か、なつやすみの観察日記のよう。楽しいですね…!
もうちょっとエイジングが進んだら、ポケットに雑に突っ込んで、傷だらけも厭わないような扱いをしたいなと思っています。
(でもエイジングマスター友人が大切に育てているヌメ革アイテム達の美しさを見ると、雑に扱うことが躊躇われる…笑)
割と気を遣わずに扱っている、勉強ノート用途のPLOTTERのプエブロ(黒)は、良い感じに艶ってきました。こんな風に育ってくれるといいな。
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4. さいごに
いつのまにか、小物類は黒、手帳はブラウン系というフォーメーションになっていて可愛いな…という記念写真です。この座組を鞄に突っ込んで通勤しています。
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書きたい時に、ストレスなく書ける…だけでなく、お気に入りの手帳アイテムを“育てる”喜びも味わえるなんて、なんてお得なんでしょう。毎日が楽しいです。
この土屋鞄さん▼のスタッフの皆さん愛用の品のように、“長年連れ添った相棒”になってくれるといいなあ、と願っています。