
コンテンツ月報:2024.11
今月は、仕事でもプライベートでも、大きなイベントやトピックスが盛りだくさんで慌ただしい日々だったのですが、一方でコンテンツ充していました!
このnoteのトップ画像を「破墓」にするか「ラストマイルの大入袋」にするかだいぶ迷いましたが、やっぱり「インターステラー IMAX上映」の映画体験のインパクトが凄まじかった。映画好きで幸せです!
1. 破墓(パミョ)
2024年度もっと早く観ておけば!と後悔した映画部門第1位です。終映間近にハマってしまい2回しか観れなかった…!どうか配信されますように!
めちゃくちゃ面白すぎました、なんというか健康的な怖がらせ方…!嫌なとこ全然ない、想像していた(そしてよくあるところの「人間の不快さ・人間が一番怖い」オチではないのがツボでした。スケールがでかい!
本当に登場人物がみんな魅力的で、特にボンギルがかっこよすぎて目の保養…そしてファリム姐さんかっこよすぎでしょう!好きすぎるこのバディ、熱い…!!!

サンドク先生が漢すぎるし、コさんもいい人で、みんな好き!
祈祷シーンってなんであんなにテンション上がるんだろう。「来る」を思い出しました。ファリム姐さん、最高にかっこいい!
完璧すぎる構成と緻密な演出。二転三転というのがまさに!って感じで。質感、温度が変わる感じもして、1本の映画作品が2度美味しい…みたいになってます。それも計算なんだろうな。なんというか、韓国映画って科学的だなあと思います。とてもcleverだなと。
本作、本当にシリーズ化してほしい!一番好きな韓国映画はずっと「EXIT」だったけど超えてきました。
広義の意味でのお仕事Movieなのでは。仕事というか生き様…プロフェッショナルな4人が最高にかっこよいです!
鑑賞後にこちらのnote読んで勉強させていただきました。風水、面白い。
2人の巫堂(ムーダン=朝鮮半島のシャーマン)と風水師、葬儀師が掘り返した墓に隠された恐ろしい秘密を描き、韓国で観客動員1200万人の大ヒットを記録したサスペンススリラー。
巫堂ファリムと弟子のボンギルは、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、高額の報酬と引き換えに依頼を受ける。先祖の墓が原因であることがすぐに判明し、お金の臭いを嗅ぎつけた風水師サンドクと葬儀師ヨングンも合流。4人はお祓いと改葬を同時に行うことにするが、墓を掘り返す儀式を始めた矢先、不可解な出来事が彼らを襲う。
「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシクが風水師サンドク、ドラマ「トッケビ 君がくれた愛しい日々」のキム・ゴウンが巫堂ファリム、「コンフィデンシャル」シリーズのユ・ヘジンが葬儀師ヨングン、ドラマ「ザ・グローリー 耀かしき復讐」のイ・ドヒョンが巫堂ボンギルを演じた。監督・脚本は「プリースト 悪魔を葬る者」のチャン・ジェヒョン。
2. 侍タイムスリッパー
こちらも、このタイミングで観に行ってよかった!映画館で鑑賞できてよかった!と思った作品。と言っても、まだまだロングランが続きそうな気配がありますね.愛されているなあ。
鑑賞後に読み込んだオフィシャルサイトのテキストが、全部「良い」のです。なんて作品愛に溢れたテキストなんだ…!監督ご本人が書いておられるのでしょうか、素敵すぎる。
スタッフ紹介に至るまで、隅々まで読み応えがあって最高です。「仕事でやる」というより、「魂をこめた作品づくり」って、こういうところに顕れるんでしょうね。神は細部に宿るとはこのことか。

よく練られた脚本と、演出が丁寧で良かった!面白かったです!
そしてクライマックスのある場面が、最高に良かったです。ひりつくような、ビリビリする「本気の本番」が伝わる場面。息を詰めて、固唾を飲んで見守る、いい映画体験でした。時代劇全盛期、そして映画が娯楽の王様だった時代。きっとたくさんの人が、こんなふうに大事に映画を観ていたんだろうな。
“低予算でもここまでできるんだ”というふうに感心したくはなくて。こんなに愛に溢れている映画って、めちゃくちゃ面白いな、熱いな…!と思わせてくれたことに感謝したいのです。
そして、「時代劇」って面白いよねってこと!もっと作られてほしい。もっと観たい!
現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いた時代劇コメディ。
幕末の京都。会津藩士の高坂新左衛門は家老から長州藩士を討つよう密命を受けるが、標的の男と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失ってしまう。目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった。新左衛門は行く先々で騒動を起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだことを知り、がく然とする。一度は死を覚悟する新左衛門だったが、心優しい人たちに助けられ、生きる気力を取り戻していく。やがて彼は磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩き、斬られ役として生きていくことを決意する。
テレビドラマ「剣客商売」シリーズなど数々の時代劇に出演してきた山口馬木也が主演を務め、冨家ノリマサ、沙倉ゆうのが共演。「ごはん」「拳銃と目玉焼」の安田淳一が監督・脚本を手がけ、自主制作作品でありながら東映京都撮影所の特別協力によって完成させた。
2024年8月17日に池袋シネマ・ロサの一館のみで封切られ(8月30日からは川崎チネチッタでシーンを追加した「デラックス版」が上映スタート)、口コミで話題が広まったことから同年9月13日からはギャガが共同配給につき、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ日比谷ほか全国100館以上で順次拡大公開される。
3. インターステラー
2020年にiPadで観てしまって、それきり…にしていました。なんと罪深い。マイファーストノーラン作品は「ダンケルク」からだったので…なので公開10周年記念のIMAX上映、本当にありがたかったです!
公開から10年経っているとは思えない程の人気に驚きでした。私が行った回もほぼ満席でした。ロングラン上映してほしい。
めちゃくちゃ泣いて、泣きすぎて頭が痛くなるほどでした。もはや神の所業。インターステラーは人生。タブレットで観るのとはわけが違う。これが映画体験か!とあまりの強烈なインパクトに圧倒されました。凄まじい。
こんな世界を人間が作れるなんて。完璧な創造物。

展開もラストも完璧すぎです。まさかの愛の物語。余韻がすごいエンディング。これ以上はないですよね。ほんと序盤の農夫→宇宙を彷徨う→人類を救う、という超展開の激しさが気持ち良すぎるのですよインターステラーは 。
ハンスジマーの音楽が美しすぎる。脚本も美術も演出もすべて最高。
人生最愛の作品です。IMAX上映を観に行って本当に、本当によかった…!
隣の席に大学生くらいの方が座ってらしたのですが、ほぼ同じところで泣いてる感じがして、ちょっと嬉しかったです。ここに居る皆がノーラン監督のファンなんだろうな…と思える幸せな空間でした。
「インセプション 」「ダンケルク」も大好きなのですが、「インターステラー」は私の中で別格です。オールタイムベスト。
第96回アカデミー賞®作品賞・監督賞を含む最多7部門を受賞したヒューマンドラマ『オッペンハイマー』をはじめ、『TENET テネット』『インセプション』『ダークナイト』シリーズなど、その斬新なアイデアと革新的ビジュアルを、圧倒的リアリティを追求し描き、誰も体験したことがない世界を創り続ける"最も次回作が期待される映画監督クリストファー・ノーラン。そしてこの稀代監督の代表作の一つにして、多くの映画ファンの間で"ノーラン史上最高傑作"の呼び声高いSF超大作『インターステラー』が、11月22日(金)から期間限定IMAX®再上映が決定!公開10周年を記念し、2014年の日本公開当時と同じ日の再上映となります。
『インターステラー』は、地球規模の異常気象と飢饉によって人類滅亡の危機が迫る近未来が舞台。元宇宙飛行士のエンジニアで現在はトウモロコシ農場を営んでいるクーパー(マシュー・マコノヒー)は、NASAの要請に応じてラザロ計画に参加することに。その計画とは、土星付近に突然発生したワームホールを通り抜け、新しい惑星へと人類を移住させるという、命を懸けた前代未聞の極限ミッションだった。家族と人類の未来を守るため、クーパーは少数精鋭のクルーと共に前人未到の地へと旅立つ。すべての希望を託された彼らは、その使命を全うし、愛する者の元へ生還できるのか!?
4. アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師
予告編を観て想像していた雰囲気と、鑑賞後の余韻がちょっと違う感覚があって、上田監督の人柄が滲み出ているようで、なんかよかったです。ジュブナイル作品みがあるというか。堤真一さんと岡田准一さんn「フライ,ダディ,フライ」を思い出してました。
岡田将生さんが美しくて良い。あと内野聖陽さんの雰囲気が大好きだった元上司に似すぎてて、心の中でずっと応援してました。あの正義漢の部下はまるで私のようだわ…苦労かけたな…などと反省しつつ。
そして、ラストシーン、とってもよかったです。
「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督が、2016年の韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師 38師機動隊」を原作に、真面目な公務員と天才詐欺師が手を組んで脱税王から10億円を奪い取るべく奮闘する姿を活写したクライムドラマ。
税務署に勤める真面目な公務員・熊沢二郎は、天才詐欺師・氷室マコトの巧妙な詐欺に引っかかり大金を騙し取られてしまう。刑事である親友の助けで氷室を探し出す熊沢だったが、氷室は熊沢に対し、ある提案をする。それは熊沢が追っている権力者を詐欺にはめ、その権力者が脱税した10億円を徴収するから、そのかわりに自分を見逃してほしいというものだった。熊沢は犯罪の片棒を担ぐことに戸惑いながらも、自身のある復讐のため、氷室と組むことを決意。2人はクセ者ぞろいのメンバーによる詐欺師集団「アングリースクワッド」を結成し、壮大な税金徴収ミッションに挑む。
主人公の税務署職員・熊沢を内野聖陽、天才詐欺師・氷室を岡田将生が演じ、川栄李奈、森川葵、後藤剛範、上川周作、真矢ミキ、鈴木聖奈が共演。上田監督とテレビドラマ「相棒」シリーズなどの岩下悠子が共同で脚本を手がけた。
5. ひげおぢと考えるDX
尊敬するマーケター富家さんが出演されているとXで見かけて聴取。出勤の電車内の過ごし方として、酔うのが怖くて本は読めないのですが音声は聴いていたいので、ビジネス系のラジオっていいな…と、遅まきながらやっと目覚めました。
ラジオNIKKEIさんの番組「ひげおぢと考えるDX」にて、ゲストで呼んでいただいた放送回が2本立てで公開されました!
— 富家 翔平|BtoBマーケター (@fuke_tomiya) November 25, 2024
普段、耳にしているラジオの音質で自分の声を聞いてみて、「めちゃくちゃラジオやん!!」と感動しました。うれしすぎて3回も聴きました。… pic.twitter.com/Ocaw8IyQ9W
富家さんの喋りが徹頭徹尾、最高に面白くて最高でした!笑
書籍を出版するという夢も叶えておられるので、次はぜひ、ラジオ番組のレギュラーMCになる!という夢も叶えていただきたいです!
というのも、このPodcastを聴いた時期、ひとりで大きめの企画を抱えていて、精神的に孤独を感じていたのです。内容的に周囲に軽々しく相談できず、上司(仕事の発注主)は忙しくて対話の時間をもらえず、壁打ち相手がいなくて。この方向性で合っているのか…とか、こんなふわふわした状態で放置しないでほしいよねえと笑いあえる相手もおらず。
そんな時、マーケティングや企画について、自分が“わかる”言葉で、かつ自分よりも高い視座で話してくれる富家さんの言葉が、なんだか無性に沁みたんですよね。同じ場所で、きっと同じような苦しみや孤独感を抱えて、でも明るくぶった斬って歩いている人の姿に勇気づけられたというか。
内容も凄く良かったです!マーケティング(というか企画)の軌道修正をしていく美しい流れが、わずか30分で追体験できるという稀有なコンテンツでした。
打ち手から考えるのではなく本質に立ち戻る。目標を再確認してロードマップを引き直す。抽象度が高い案件は「終了日にどうなっていたいか」だけ決める。キラーワードのオンパレードでした。出勤時の電車の中で聴いていたのですが、早速その日朝イチのプレゼン資料にキーワードを追記させていただいて、自信を持って提案できました。感謝。
(しかしひげおぢさん、「12月中にアプリお気に入り登録1,000名にしないと番組終わっちゃう縛り」とのことですが、シェアする時サムネが簡素でウーンとなるし、アプリからSNSシェアできないしで、なかなか…こう…!「ファンベース」を読まれた方が!と思ってしまった…!
頑張ってほしいです。他の方のトークも聴いたけどほんと面白かったので!)
6. 宝石の国 最終13巻
もちろん特装版を予約購入しましたし、電子版も読んでます。13巻はまるまる主人公フォスがメタモルフォーゼ後の姿っていうのが、なんというか、美しい構成だな…と。あと特装版の詩集の内容もさることながら装丁がもう凄い。先生の熱量が凄まじい。
そして感動したのがプロモーションでした。素晴らしい!単行本のプロモーションを企画された方、素晴らしいですね。作品との親和性が高すぎて、そしてスケールが大きくて、すごい。
アーカイブ映像を残してくださっていて、本当にありがたいです。公式がファンに本当に優しい…!
あと!12月末まで「宝石の国」TVアニメ全話をYouTubeで視聴できるとか、神すぎる…!本当に本作のアニメ化は大正解、大成功だったといまだに思っていて、めちゃくちゃ嬉しいです!
6. 悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~
原作読んでました。ついに断罪劇がクライマックスに近づいてきた…!と手に汗握っています。第25話(前編) 公開日、普通にトレンド入りしてましたね。凄すぎる。

コミカライズを担当されている白梅ナズナさんの手腕が、本当に凄すぎる。まきぶろ先生の原作の、いろんな章に散りばめられた各キャラクターのモノローグや行動を、細かく分解し再構成し、漫画の枠の中に組み上げていくその手腕が、まさしく「演出」なんだろうなと唸るしかなく。もはや「コミカライズ」の枠を超えている。
名前すら出てこなかったキャラクターや、一言も発していないキャラクターが良い味出していて、しかもクライマックスに面白い動きをしそうな予感もあり。
結末まで知っている原作ファンの予測をも「こう魅せるのか…!」と、めちゃくちゃ最高にぶっちぎっていて、本当に、新しい作品を読んでいるかのような感覚すらあります。
そして原作者さんも全力で楽しんでおられるのが、また、良いですね。幸せなコラボレーションの形。
25話の後編も楽しみです!
7. ラストマイル
ブラックフライデー当日の鑑賞(9マイル目)…!
ついに、本当にブラックフライデーまでロングラン上映になりました!感無量!

大入袋はMIU404でした、嬉しい!そして3種コンプリートしたくなる…!
応援上映はないのでしょうか?絶対オタク達が参集してまたもうひと盛り上がりすると思うのだけど。
9マイル目は、2回鑑賞した副音声コメントを思い出しながら楽しみました。
そしてお仕事Movieの最高峰であるところの本作、観るタイミングによって響くシーン・台詞が変わってくるので面白いなあと思います。11月29日はエレナの「私の失態で、私の責任です。」が響きました。逃げない覚悟を決めているのは、全力を尽くした自信があるから。
火野正平さん。佐野父、大好きです。一生好きです。
8. 光る君へ
ついにあと3回!そんな…!あと1年やってくれてもええんやで!!?という気持ち。42回、45回が神回すぎました。
42回、宇治でのふたり。
◆◇ #光る君へ Instagram◇◆
— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) November 7, 2024
公式Instagramでは、毎日写真を投稿中!
現在、第四十二回「川辺の誓い」までお届けしています。
▼公式HP最下部のリンクからもご覧いただけますhttps://t.co/H7RvufbBdr pic.twitter.com/mESSUxWsyP
45回、須磨の砂浜を駆けるまひろの姿。
◆◇ #光る君へ Instagram◇◆
— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) November 28, 2024
公式Instagramでは、毎日写真を投稿中!
現在、第四十五回「はばたき」までお届けしています。
▼公式HP最下部のリンクからもご覧いただけますhttps://t.co/MyZzFRahVM pic.twitter.com/n2zXeFdK1j
ぬえさんによる素晴らしいコラム。本当に、「ドラマなのだから」の後に続く言葉に、共感しきりです。
「光る君へ」のキャッチコピー、「私を生きてみせる」というワードが、しみじみと、沁みます。
須磨の浜辺。笠を脱ぎ捨て、まひろは海風を受けて童女のように駆ける。
その魂ははばたき、波の上をはるか空高く飛んでゆく──。
平安貴族の女性が日常的に顔を隠していたのは知っている。身分が高くなればなるほど出歩かないものであることも知っている。しかし、彼女たちが自由に歩いてみたい、思い切り走ってみたいと願わなかったとは誰も言えないだろう。
大河ドラマはドラマなのだから、歴史上の人物たちを作品の中で解放することさえできるのだという場面に心震わせ、泣いた。
いよいよ12月。「光る君へ」が終わってしまう!寂しい!
2024年映画TOP10も選びたいし、一方で12月、来年1、2月に公開される映画やドラマも楽しみだしで、そわそわしています。
特に1月2日放送の新春ドラマ「スロウトレイン」、続々と発表されるキャスト陣が豪華すぎて楽しみすぎます。生きる糧!