インストラクターの本音

インストラクターの本音

 

昨日、Twitterで#ブラックな祭り
というのがトレンドになっていて、参加したのですが、ブログにも書いてみようと思います。

ダイビングインストラクターとしての本音を書きます。色々あるけど、主に2つ。『認定証をとる意味』と、『講習の簡素化はダイバーにとってプラスなのかな?』です。

 

ダイビングは正確に書くとライセンスではなく、認定証。なくてもダイビングは可能。しかしきちんと講習を受けないと危ないし、潜れる範囲守らないと保険がおりるかわからなくなる。しかし、ランク毎の潜水可能条件を守っていない店多い。

『事故したらどうするの?』と、そういう店をもし使ったら聞いてみてほしい。例えるなら、無保険のタクシーに乗るようなものだ。『事故したら保証ないけど安くするよ?』と言われて、みんな喜んでそのタクシーに乗るのだろうか。


あと

『ダイビング講習の簡素化、それって講習受ける意味あるのかな?』

簡単にとれたほうが喜ばれるかもしれないけど、きちんとした講習受けないと危ない。体験ダイビングでも、水深3メートルでも亡くなっている。ダイビングは危ないよ。きちんと講習受けてルール守ったら別ですが。

 

簡素化、ダイバーにとって果たしてプラスなのだろうか?簡単にとれた所で、危ない。それってとる意味あるのかな?潜れる範囲は広がるけど、講習を受ける意味って、そもそも潜れる範囲が広がるというのがあるけど、それはきちんと講習を受けて技術と知識がつくから広がるのであって、それが伴っていないと、とる意味はない気がする。

正しい講習を受けてこそだ。

 

簡素化すると経費削減になるからそりゃあ値段は低く抑えられるけど、それはお得ではなく、ただの手抜きだ。ダイビングはきちんと講習を受けないと危ないと伝えるべき。きちんと講習を受けず、潜水可能条件を破り、ルールを破った状態で無事に潜れたとしたら、それはたまたまに過ぎない。交通事故の原因が、誰かが交通ルールを破っているから起きているように、ダイビングもきちんと技術をつけ、ルールを守ると安全です。

 

 

会社としてのミッションが明確に浸透していると、マニュアルは必要なくなる場合がある、スターバックスがそうあるように。

 

自分の組織にもある。

【安心安全、第三の居場所】

その為に何をすべきか?はこの2つの根拠があるとわかりやすい。成功している組織がしている事には意味がある事が多いけど、ほんとそうだと思う。

 

【安心安全】

を掲げるからこそ、初級コースでプール講習を二回するし、海でも時間をかけるし、少人数制にしています。安心、安全の為に。

 

【第三の居場所】

会社、家に続く、お客様にとって第三の居心地のいい場所でありたい。その為にイベントもするし、店の内装もこだわった。居心地のよさを追求している。

 

本音として書いた事は、日頃から実際に疑問に思っている事です。ダイビングが大好きだ。楽しくて、すごく癒されるこのスポーツが大好きだ。この世界をもっと、伝えたいです。めちゃくちゃ楽しいよ!!

 

 

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