Celesさんの推し香水レポ +オーダーシートを書く時の個人的なコツ
こんにちは、ephyです。
今回は、既存の香水の中から推しにピッタリの香りを選んでいただける神サービス・Celesさんに推し香水のセレクトをお願いしたので、そのレポになります!
かなりの回数リピートさせていただいているので、その中で感じたオーダーシートを書く時のちょっとしたコツのようなものも書いてみました。
なにかの参考になれば幸いです😌
今回私は二本頼みました。
一つ目は好きなバンド全体のイメージ、
二つ目はそのバンドの推しのメンバーイメージでお願いしました。
(同じ方のイメージで頼む方がいるかもしれないので名前は一応伏せます)
そして以下は選んでいただいた香水の感想になりますがオタクの早口注意です…!
①Moschino ー Gold Fresh Couture
ワンプッシュした瞬間フローラル×バニラ!
バニラメインの香水はあんまり好きじゃないけどこれはすごく好きかも…
多くのバニラ香水ってラストにこっくり甘くなるから苦手なんだけど、これは香りの変化が大きくなくて、フルーティーノートも入ってるからかナチュラルな甘さで全然ずっと嗅いでいられる。
もしかしたらだけど、私みたいなバニラに苦手意識ある人よりもスズランとかの強めのフローラルが苦手な人はちょっと違うってなるのかもしれない。
さてさて、そろそろ推し(バンド)のイメージに当てはめてみるのだけど…
最初に嗅いだ時から分かってたけどやっぱりぴったりすぎる…
ボトルのデザインはさながら、ポップで明るくて嗅ぐ人を笑顔にさせるような香りはここらへんを拾ってくださったのかな…?!
作詞作曲を担当するメンバーが、
「いくつになっても遊び心を大切にしていきたい。生きていれば辛いことはたくさんあるけど、それもこれも楽しさでボコボコにしていきたいんよな。それを俺らなりの音楽でみんなに伝えられたらいいなと思ってる」
的なこと言ってたのを思い出した。
正にこれは遊び心だらけの香水じゃないか!?
でもってただのバニラノートじゃなくて強めのフローラルやフレッシュなペアも含まれてて、なぜかずっと嗅いでいたくなる中毒性の所以はここ…?
そんな特徴的なノートでありながらも、全体的にはクリーンでナチュラル、カジュアルで小洒落た印象の香りなのは私のわがままを忠実に叶えてくださっている…素晴らしい。
②Issey Miyake – L’Eau d’Issey Pour Homme Vetiver Eau de Toilette Intense
プッシュした瞬間はアロマ系のスキッとした男性的な香り。
ただしおじさんぽさやギラギラ感、もとい「男!!」感はなく、嫌味のない上品なメンズって感じ。
「ベチバー」が名前になっている香水ではあるものの、ラストなのでベチバーが強く出るのは時間が経ってから。
ベチバーといえば、これが届く前日にLiberta Perfumeさんでフルオーダー香水を作っていただいた時に単体香料を嗅いだのだけど、この香水のラストは結構そのまんまの香りだった。爽やかだけど若干土っぽい。湿り気、曇り空のイメージ。
全体的にはしっとりしていて落ち着く香りで、寝香水にしてみたら爆睡できた。眠れない人におすすめ。
ここで私の怪文書(オーダーシート)を見返してみよう。
推しが使ってそうな香水で、という我儘を書いてしまったからか「推しがなりたい自分」に寄せて選んでくださったように思う。
推しがなりたい自分は「渋くてかっこいい大人」、つまりこの香水そのものなんだ…萌え……
一口に「渋くてかっこいい」と言っても様々な香りがある中、清潔感があって紳士な香りをチョイスしてださったあたりプロすぎる。
紳士と言ってもかっちりきっちりした紳士ではなくて、この香りは懐の広い親しみやすそうな紳士なんだよね。
アロマ系でかつ軽めなので大人の色気みたいなものは感じないけど、代わりに透明感や親しみやすさがある感じがまんま推しすぎてすごい。
送った後にもう少しキモくない書き方はなかったものかと頭を抱えた最後の一文。
「淀みのない」とかしっかり拾われてるような気がする…
さきほど「曇り空のイメージ」とは書いたけど、「青空が見えない…モヤモヤ〜」ではなくて、「冬の透き通った空気の中にぽつぽつ雨が降ってる」みたいなしっとりしたイメージなのよね。
掴みどころがないんだけど、煙みたいに存在するのかしないのか…浮世離れしてるって感じではなく、あくまで自分の核(ベチバー)はあってその上で奔放で、なりたい自分があって(ジンジャーやクラリセージ)…っていうのが推しにすごく合ってる。
推しの内面と「推しがなりたい自分」との兼ね合いが絶妙なんだよなー…さすがです。
オーダーシートを書く時の個人的なコツ
Celes推し活さんを何度もリピートしてみて感じた、オーダーシート記入のコツみたいなものを紹介します。
推しの名前だけを書いてオーダーした場合は、一次創作でなければスタイリストさんが推しの名前から調べて選んでくださるみたいなので、以下は「推しへの思いを的確に伝えて究極の推し香水を選んで欲しいんだ…!!」という方向けになります。
とはいえ自分が伝えやすい方法で伝えるのが一番だとは思うので参考程度に…!
プラス、この通りに記載してもイメージドンピシャな推し香水が絶対に届くという保証はありませんのでご了承ください。
①基本情報と詳細は別々が🙆🏻♀️
推しの基本情報(性別や年齢、身長など)と詳細(性格など)は分けて書いた方が分かりやすいかもしれません。
もっとおおかまかに言うと、推しの外見と内面は分けて書いた方が読む側はイメージの区別をつけやすいと思うんですよね。
容姿やポジションなど、表面的なことは最初に紹介して推しの第一印象をイメージしてもらい、「でも実はこういうギャップがあるんですよ!?」みたいな感じで、性格や推しだけの秘密なんかは後から紹介する。
このサービスは推しのことを全く知らない人に、いかに「自分が推しのことを知った時に感じたこと」を的確に伝えられるかが肝な気がします…!
②詳細は箇条書きが🙆🏻♀️?
推しの詳細を書く時は、もしかしたら箇条書きの方が分かりやすいのかな…?という程度です。
文章で書いてもドンピシャな香りが届いたこともたくさんあるのでそこまで箇条書きにこだわらなくても大丈夫と思いますが、箇条書きだと一項目が簡潔に見えるのでこちら側にとってもいいかもですね。
③少しでも理想があるなら、香りのイメージを書いておこう
Celesさんの推し香水が届いて「あれ…?ちょっとイメージと違う…?」となった時は大抵「自分の中に何となく香りのイメージがあるのに伝えていなかった」時でした。
「推しの香りのイメージなんて1ミリも分からん!何も思い浮かばん!」という場合以外は、少しでも想像している香りがあるということだと思うので、それを伝えるとハズレ率がぐっと下がると思われます(実際そうだった)。
具体的には分からなかったら「情熱的ながらも繊細さや優しさが感じられる香り」(←実際にオーダーシートに書いた)みたいに抽象的でもいいんです。伝えることが大事!
スタイリストさんはプロなので、抽象的なイメージでも上手く汲み取ってくれることが多いです。香りのイメージを書かない時よりもドンピシャ度合いが上がったのでおすすめです。
④苦手な香りはできるだけ具体的に
避けてほしい香りを記載する場合、分かることならできるだけ具体的に記載するが吉かと思います。
例えば「甘い香りが苦手」といっても、「フローラルの甘さ」なのか「お菓子みたいな(グルマン)甘さ」なのかで避ける香りが全く違います。(甘さの種類に拘らず、甘さ全てが苦手であれば「甘い香り全般」と書けば大丈夫かな?)
苦手な香りの香水がある場合は「○○くらいの甘さは大丈夫」「△△の甘さが苦手」など香水でイメージしてもらうなど…
具体的に苦手な香水があるのであれば、品名を書いちゃっても大丈夫だと思います。
まとめ
長くなりましたが、レポとオーダーシートのコツ紹介は以上になります。
推し香水は奥が深いサービスだなとつくづく思います。
「推しの概念を香りにする」なんて数年前までは考えられないことですしね…
Celesさんは「推し」要素を抜きにしても、香りのプロに香水を選んでいただけるというだけで楽しいサービスです。
(スタイリストさんがこちらの好みを分析しておすすめの香水を送ってくれるサービスもある)
気になる方はぜひ!
それでは、最後までお付き合いありがとうございます😌
楽しい推し香水ライフを!