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【重要】10年ロードマップとクレド変更
社内向けのメッセージを掲載させて頂いております
お元気様です。
2024年の社員総会にて皆様にお伝えしました
10年の長期経営プラン 「10年ロードマップ」が
ようやく完成し、昨日、幹部陣に向けた説明会を実施しました。
日本の人口減少や経済低迷
少子化における人口減や労働力不足
自動車業界の混沌とした現状と未来
など、私たちを取り巻く環境は
決して見晴らしが良い状況ではありません。
自社としても、今後、どう会社を成長させていくのか?
働くスタッフたちにどんな価値を提供できるのか?
お客様に何を訴求し何を提供できるのか?
コロナ禍から自動車業界100年に一度の転換期という
時代の中で私自身も迷いもありました。
自分たちが、どう在りたいのか?
そして、どこに向かいたいのか?
創業35年目という節目を迎える2025年
改めてしっかりと自分たちの進むべき方向を再定義
するために、このロードマップを策定しました。
10年という長期の経営プランですので
先々、どのように実現させていくのか?などは
見えない、または確度も変わる可能性はあります。
しかし、まずは「どうありたい」「どこを目指すのか」
という羅針盤がない限り、船(会社)は進めません。
そういう意味で、しっかりと10年先のワクワクする未来を
描くことが重要だと考え内容を詰めていきました。
今回お伝えするのは3つの話
1)PMVVの再定義(旧クレド)
2)存在価値からの目指すべき方向
3)事業軸(既存・新規)からの目指すべき方向
長文にはなってしまいますが会社の方向性として
大切な話ですので、熟読して頂ければ幸いです。
1)PMVVの再定義(旧クレド)
今回、会社の経営理念でもある「クレド」を一部変更しました。
また名称も「クレド」から「PMVV」という表現に変更します。
(意味合いは同じですので呼び名が変わったと考えてください)
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【Purpose/思考】上位の信念・哲学
まず、存在理念であった
「全てのお客様に感動を」
ここは創業以来、不変な考え方です。
今まではお客様=関わる皆様全てという広義にて解釈していました。
意味はまったく同じですが、よりわかりやすくするために
すべての「人に」という言葉に変えました。
【Mission/考動】Pに基づく考動・役割
今までのMissionは自動車業界に特化したMissionになっていたので
もっと広義に捉え、私たちがどう在りたいのか?を考え決定しました。
・モビリティを通じて地域の体温を上げる
これは、下記にて「地域」「体温」の意味合いは説明しておりますが
私たちが事業を通じて叶えていきたい目的です。
・人が集まる場所にする
これは旧クレドのvisionに定義していた想いです。
これも再定義した長期経営計画に基づき、
visionではなくMissionにすることでより確実性を必要性を私たちが認識す
るために置き換えました。
【Vision/翻訳】狭義のビジョン
PとMを追求したらどうなる?
PとMをかみ砕いた姿は?
これに基づき2030年と2035年に成し得たい姿を言語化しました。
この意味合いも下記に記載しております。
【Value/接着剤】P・M・Vは共に歩み長い道
一緒に歩む際の日々の判断・行動基準
ですので旧クレドのスピリットをそのままValueとして
行動基準や判断基準として今後も活用をしていきます。
このように「クレド」から「PMVV」へのリニューアルを
しますが基本的な考え方や方針は変わらず、更にアップデート
した経営理念になったと解釈して頂ければ幸いです。
今後も常にPMVVを全ての上位理念として
経営をしていく所存です。
では、このPMVVに至る背景を
簡単にはなりますが説明させて頂きます。
・存在価値という軸で考え方
様々なテーマに沿って、どう在りたいのか?という
議論を重ねました。
たどり着いた答えは「地域の体温を上げる」です。
やはり私たちの事業は地域密着ビジネスであり
地域の温度を上げる事こそが、自社のみならず地域人口の増加や
活性化に繋がると考えました。
そのために私たちが地域に向けて何ができるのか?
どのような存在であるべきなのか?
どのような活動をしていくべきかのか?
方向感をしっかりと定めました。
また、リアルというクルマの販売、リアルというクルマの整備
リアルな店舗でリアルなスタッフやお客様
私たちのビジネスはリアルは切って離せません。
昨今、人々のコミュニケーション手段も変化し
リアルからより、バーチャルに変化しております。
コミュニケーション手段も、face to face(対面)から
モバイルやバーチャル(SNSやオンライン)が主流になりました。
この流れはもっと加速していくと想像しております。
一方のリアルは、さらにコミュニケーション場面は減少し
・核家族化
・未婚の若者増加
・対面よりバーチャル
・高齢単身者の増加
などが、当たり前の時代になってきました。
また2024年の20代結婚源泉は
マッチングアプリが第1位になったそうです。
このように時代の流れがよりリアルという場面がより「希少な」
そして「重要」に変わってくると考えています。
リアルが切り離せない私たちのビジネス。
そして、時代がリアルがより希少な場面になっていく。
だからこそ「人が集まる場所にする」ということが、
これからの時代には求められるのではないか。
と考え
まず、私たちのお店が「人の集まる場所」になり
そして私たちのお店がある地域が
「人が集まる」地域にしていくことが重要ではないか。
そのためには私たちが「体温」をあげて
地域の「体温」をあげていく!
そして地域のコミュニティプラットフォーマーに
なれるように事業や活動をしていく!というのが
存在軸としてのロードマップです。
ただ、いきなり重たいダンベルは上げられません。
まずは2025年は、出来る部分からスタートしていきます。
それを毎年バージョンアップを図り、10年後には
自分達が在りたい姿になれるようにして参ります。
このあたりも話せば長くなってしまうので
今後、少しづつ説明する機会を増やしていきたいと考えております。
・事業軸での考え方
既存事業
私たちは自動車の販売・整備業を主な事業としています。
今後も、移動手段としてのモビリティの存在は重要であり、それが自動車であるか、別の形に変わるかは未知数ですが、確実に進化していくと考えています。
また、自動車だけでなく、さまざまなモビリティサービスが登場し、年々多様化しています。
私たちは、このモビリティサービスを軸に事業を成長させ、「モビリティプロデューサー」というポジションを確立することを目標としています。
そのために、まずは既存店舗の生産性向上を最優先のテーマとして取り組みます。
その後、段階的に新たな拠点展開を検討し、より広範なエリアでの事業展開を進めていく計画です。
拠点展開においては、効率的な運営が可能な規模の施設を想定しており、地域特性を考慮しながら戦略的に展開を進めます。
最終的には、より広域なエリアへの展開も視野に入れています。
また、事業を展開する地域では、単なるビジネス拡大にとどまらず、その地域の活性化に貢献する活動も行っていきます。
新規事業
モビリティサービスのさらなる発展を目指し、新規事業を計画しています。
現時点では具体的な内容は決定していませんが、
既存事業とのシナジーや地域のニーズを踏まえ、
最適な事業を選定していきます。
例えば、タクシー、バス、ドローン、船舶、ヘリコプターなど、移動手段には多様な選択肢があります。
こうした事業をゼロから立ち上げるのではなく、
M&Aを活用する可能性も視野に入れています。
さらに、「地域の活性化」「人が集まる場の創出」というミッションに基づき、コミュニティを形成できるビジネスの展開も検討します。
イベントや観光、宿泊施設の提供、さらにはテーマパークや公園、
コミュニティビル(不動産事業)など、多岐にわたる可能性があります。
つまり、モビリティの強化を進めると同時に、目的地となるコミュニティの創出にも取り組んでいきます。
これにより、地域の価値向上に貢献することを目指します。
壮大な計画ではありますが、実現に向けて一歩一歩着実に進めていきます。
本内容は概要となりますので、
詳細については別途説明の機会を設ける予定です。