退職して2ヶ月 出会い、悩み・・・の先に繋がったもの(1)
お久しぶりです、note!
以前投稿した、退職決意から5ヶ月が経ちました。
その後、6月30日に17年間勤めた職場を無事退職しました。退職後はnoteの定期投稿も考えていたものの、他にもやりたいことが多すぎて(笑)、結局投稿しないまま7月が終わりました。
でも日々学んだことや心動いたことを何かの形で表現したい。
背中を押されたようなきっかけがあり、えいやっ!と勇気を出してstand.fmでの音声配信を始めました。
聴いてくださった方から温かい感想をいただくことや、自分の声で話した思いを聞き返すことで、私けっこう頑張ってるやん!と自己満足できたり(笑)、今の所楽しく続けられています。
(もしご興味あればぜひ↓)
でも、今日(8/23)のこの湧き出る想いは文章に残しておきたい。そう強く思って。鼻息荒く、タイピング音強めに書き綴りたいと思います。
(本当は8月23日の天赦日のうちに出したかったけれど、まとめきれませんでした・・・)
退職後の1ヶ月 良かったこと
これまで視覚に障害のある方の相談員として働いてきました。主に人生半ばで目が不自由になられた方の生活や仕事上での困難や辛いお気持ちをお聞きし、改善のための方法を一緒に探していくという仕事で、とても楽しくやりがいを持って働いてきました。
退職の時に相談で担当した方からの「貴方のおかげで今の私がある」というありがたいお言葉に、これからの挑戦への大きな力をもらいました。
退職後、7月はめいっぱい自分を解放して遊ぶぞー!と決めていました。
まずは念願だった大阪へのひとり一泊旅行。絵画の知識は皆無に近い私ですが、今年2月にできたばかりの中之島美術館でモディリアーニの作品に触れ、深い感銘を受けました。(あーこのこともいつか熱く書きたいっ❤️🔥)
感覚を発動させて、想像を膨らませて一つ一つの作品を味わい、至福のひと時でした。退職を決める前、色々と頑張りすぎて心身を壊してしまっていた時には、楽しいことを本当に楽しい、と思えなくなっていたから。
いろんな人に会いに行ったり、勉強したり、オンラインコミュニティに参加したり。休む暇なく毎日予定で埋まるスケジュールに、仕事の他にこんなにもやりたいことがあったのか!と驚きました。
そして何より良かったのが、4歳と8歳の娘たちとの時間を心の余裕を持って過ごせるようになったこと。次女と手を繋いで保育園へ送り迎えする道中で、一緒に蝉の抜け殻を探したり、猫じゃらしでこちょこちょごっこしたり。4歳児の出会う世界ってとにかく素敵!と同じ目線で楽しめるようになりました。
長女は以前は、毎朝何かにつけて私に対して「いちゃもん」を持ち出し大激怒して泣き喚く。HSC(繊細さん)気質で、喜怒哀楽の振り幅が広く、学校前の朝に特に不安定さがありました。
宿題ができていなくて焦ってる、学校へ行く前の緊張、など裏に他の気持ちがあることはわかっていましたが、とにかく癇癪するぞ!と決めたら何を言ってもしばらくは激しく泣き叫んで続くので、私も出勤時間が迫ってくると焦って、最後には感情的に怒ってしまい、罪悪感に落ち込みながら出勤する日もよくありました。
それが退職後は嘘のように長女の様子は落ち着いて、ほぼほぼご機嫌で朝目覚めるようになりました。
退職日の翌朝、いつものように朝食を作る私の横で話しかける長女がふと、
「ママ、いつもはうんうん、言うてあたまは空っぽで聞いてたのに、今日はちゃんと話聞いてるやん」と一言。
その通りー!(笑)子どもにはこちらの余裕のなさ、話半分に聞いてる感がたっぷりと伝わっていたのですね。
今でも長女は予期せぬ出来事に、突如スイッチが入り大激怒!となることもありますが、彼女の繊細な感性から生まれる発想は本当に豊かで面白い。良い面として捉える感動や、思いを尊重することを大切にできるようになりました。
子育て中のママに心の余裕って、必須です。あの頃は、時間と余裕が欲しいけれど、共働きはこんなもんだから仕方がない。とどこか思っていたなぁ。
退職後の1ヶ月 悩んだこと
日々のささやかな幸せを味わう感覚が戻りつつある一方、時々押し寄せてくるのが、なんとも言えない喪失感と焦りでした。
所属がないリアル。無収入のリアル(失業手当はすぐ入らない)。
そして時間があるようで、全然足りてない。
やりたいこと、やるべきことが多すぎて、その上にこれまでは夫と分担して成り立っていた家事育児のウエイトが増えた分、そこにかかる時間が膨らんで。もうこんな時間!?とハッとして大慌てで夕食準備をし、ヘトヘトになる日もしばしば。自分の家事能力の低さに情けない気持ちにもなりました。
こんな調子で私はフリーランスなんてやっていけるのだろうか。
ついには既にフリーで活躍されている人と、まだまだこれからな自分を比べては落ち込む始末。いやいや、ステージ違う人と比べて同じなわけないやん。と冷静になれば思えるのですが。
一旦は仕事を手放して、余白の中で自分と向き合ったり、いろいろなものに出会いながら「自分の真ん中」、本当にしたいことを見つけてから仕事をしていくと決めたのは自分なのに。その自分を責めて、先が見えないことに焦って。私は結局、何がしたいんだろう。自問する日もしばしばでした。
やっぱり副業で模索しながら仕事を続けた方が良かったのか?と、一瞬よぎることもありました(あくまで一瞬、基本後悔はない 笑)。これかー、他の収入源を得てから仕事を辞めろと多くの人が勧める理由は!と理解はしました。長年勤めた後の無収入状態、油断するとすぐメンタルやられます・・・。
貴重な出会い
退職後の時間の過ごし方や進む方向に悩みながらも、ピンとくることにはどんどん行動してみました。本を読んだり、ワークショップやプロジェクトに参加したりして。
その中で、元々福祉職場で働いておられて、退職してフリーランスでお片付けコンサルタントやコーチングとして活躍されている「だいたき」さんと出会いました。誰もが自分となかよく暮らすことを応援したい!と発信をされています。私がstand.fmに挑戦できたのはだいたきさんのおかげです。
飾らずありのままで思いを表現してお仕事される様子がとても楽しそうで、コンタクトを取り、快く直接お話しする機会をいただきました。
たくさんの有益なアドバイスと励ましにとても元気をもらって、お会いしてますますファンになりました。このタイミングで同じ福祉業界出身の方とお近づきになれたことは、これからの自分の道を信じるのにとても強力な、貴重な出会いでした。
旧友との再会
ありがたい出会いの数々に、本当に刺激的な毎日でした。新しい出会いがある一方で、やはり自分と比べてしまい、不安になったりすることもありました。
あの子に会いたい!とふと思い出した学生時代の友人に、8年ぶりに思い切って連絡をしました。会ってみたら、8年のブランクが嘘のように、ありのままを曝け出して話せて、どんな話もフラットに受け止め合える安心感があって。
再会してからは私のラジオやこれからの挑戦をとても応援してくれていて、頻回に連絡を取るように。時間やお金、暮らしや健康をトータルで捉えてどこに投資するかがとても上手な人で、たくさんの工夫を伝授してもらっています。
落ち込んでネガティブな思いを彼女に全部吐き出して、受け止めてもらったこともありました。対話する中でだんだん自分が苦しい理由、本当の欲求が整理できました。
苦しい苦しいと悩んだわりに、吐き出してみると結論、こうして生きてて、ご飯が食べられて、友達と爆笑したり、将来したいことに悩む時間が持ててる。それだけで十分サイコーやん!
生きてさえいれば、大抵のことは問題じゃない。
この悩みは、これから超えてまた成長するためのチャレンジなんだ!!
と心が晴れました。
気持ちが落ちる時はとても苦しいですが、その後は必ず浮上があって。浮上のために困難があって、また成長させてくれる。人は常に行きつ戻りつ、進んでいくものなのだと思えるようになってきました。
やっぱり拗れている思いは一旦外に出してみることが大事。手帳や紙に書くのもいいけれど、人との対話によって整理して気づいていくのはまた感動と発見が大きいです。私は人のお悩みや苦しみに伴走できるような仕事がやっぱりしたい。と改めて思えました。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
まだまだ書いておきたいことがたくさんで・・・
続きは(2)へ❤️🔥
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