#2 ~ 場所みしりは賢さの裏返し?・HSP(HSC)ありませんか?~
私の周りにはいろいろなタイプのギフティッド、タレンティッドチャイルドがいますが、アレルギーや免疫系等の病気やHSPの子供が多いように感じています。
HSP(HSC)とはハイリーセンシティブパーソン(チャイルド)のことで、後半にウィキペディアを載せますが、ざっくり言うと感覚が特別敏感で人の気持ちや環境に影響を受けやすい人のことです。
そういう我が子もHSPでさまざまなアレルギー持ち。
人の気持ちがわかりすぎ、望まれている答えもわかるため、自分の気持ちを抑えてしまうこともしばしばです。
本人曰く、自分を優先させると悪い気がしてしまい、自分を抑えるともやもやする。いずれにしても心に負担がかかるので、人間関係はとても疲れるとのこと。
大きくなってからは親子でこのような話しが出来るので、ずいぶん良いのではないかと思うけれど、幼い頃は自分でもどうしていいかわからなかったのでしょう、よく固まっていました。
慎重で極度の場所みしり。そこが自分にとって安全なのか、どんな人たちがいるのか、観察してからでないと動けない。
何かのイベントに参加するとこんな状態に。
・なかなか輪に入ることが出来ず、母のそばから離れない ・「帰ろうか」と聞くと帰らないと言う ・終了間際になってやっと参加し始め ・楽しいと感じたころには終了時間になってしまう ・参加せずにただ見て終わってしまうことも
私は「早くに参加したらもっと楽しい時間が長くなるのに」
「他のママたちは子供が参加している間おしゃべりできるのに」
「私の育て方の問題なのか」と毎回もやもやしていたように思います。
そして、イベントの帰りに感想を聞くと、たとえ参加出来なかったとしても楽しかったと言う我が子。
ますます謎でした。
この時の私はギフティッドやHSP(HSC)に関する知識が何もなく、何とかしなければと言う気持ちばかりが焦り、子供のことは理解できず。
そして時にイライラし「やらないなら次回から参加させないよ」なんて言ってしまったことも。
しかし今ならわかります。
たとえ輪に入れなかったとしても、たとえ参加できた時間が短かったとしても、
「そこに行ってみたら、やってみたら、案外悪くなかった、楽しかったかも」
この経験の積み重ねがこのようなタイプの子供には必要だと言うことが。
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「今からもう一人育てたらもう少しうまく対応できるのでは」と思うけれどそうもいきません。
なので、今お子さまの対応で悩んでいる方にお伝えしたい!
ゆったり構えて、子供が動き出すのを待ちましょう。
ここは忍耐!保護者や先生が子供にとっての安心安全な快適ゾーンであれば、本人が納得した時点で自ら動き出せます。
最初から楽しそうに輪に入る他の子供たちを見ると切なくなる気持ち、良くわかるけれど、
これは賢さの裏返しでもあるのです。
私のしくじり経験が少しでもお役に立てば幸いです。
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ギフティッドチャイルドの子育て、不登校、留学を通して我が家が選択してきたアレコレを綴っています。
初めての方は、初回もお読みいただけると嬉しいです!
初回 ~ギフティッドチャイルドを知っていますか~
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ウィキペディアのご紹介!
Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン:HSP)とは、環境感受性(Environmental Sensitivity)あるいはその気質・性格的マーカーである感覚処理感受性(Sensory Processing Sensitivity)が極めて高い人たちを表す言葉である[1][2]。環境感受性とは、ポジティブおよびネガティブな環境刺激に対する処理や登録の個人差を表す特性的概念である[3][4]。したがって、環境感受性が高い個人であるHSPは、環境感受性が低い人と比べて、ポジティブな環境から良い影響を受けやすく、ネガティブな環境から悪い影響を受けやすい。環境感受性は誰もがもつ普遍的な特性であり、その程度は正規分布することが示唆されている[5]。【引用:Wikipedia】
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