理屈より感情優先な繊細さん
仕事で、とあるイベントへの参加をこれまで自由参加可にしていたものをインターネットによる予約制へ変更しました。
「密を避けるため」「何かあった時、後日連絡を取りやすくするため」「予約さえすれば並ばず参加できるようにするため」
と、参加者にとっても予約制はメリットになる側面があります。
ところが、一定数はいる「ネットを使いたくない」方から『どうして電話での予約はダメなのか』と指摘の電話を受けました。
もちろん、上記のようなメリットや意味があってのネット予約制だと説明はするのですが、先方も納得できない様子。
『そこをなんとか頼む!』
『…申し訳ございませんが…』
の応酬に、早く諦めてくれないかと心が折れかかるのに合わせて、先方もだんだんイライラしているのが声から伝わってきます。
『分かりました、この電話で受け付けましょう』
と言ってしまえば、双方楽になるのですが、今度はまけまなが上司に怒られると思うと引くに引けません。
最後は先方からの捨て言葉で電話は切られましたが、板挟みな状況でなければ、まけまなはさっさと折れていました。
相手の言い分をひっくり返すなんて夢のまた夢なまけまなにとって、食い下がる方の気持ちはなかなか理解しきれない繊細さんでした。