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伝わらないし、わからないことへの怖さ
おはようございます☀
日本でも観光客の方が増えて、
英語や別の言語で話しかけられることが
増えてきた。
英語ならほぼ問題なく、
ドイツ語なら多少わかるから、
その言語を使って話すのだけど、
時にはそれらの言語が
通じない人とも出会うこともある。
すると途端に翻訳アプリが現れるか、
身振り手振りで意思の疎通を図るのだけど、
どうもうまくいかないことも多い。
その「通じないし、わからない」
という状況にひどいトラウマめいたものを
感じてしまう。
言葉で話すことに
あまりにもこだわるからだ。
幼少期を海外で過ごした私は、
言葉が通じない状況が長かった。
🇯🇵5年→🇩🇪5年→🇯🇵5年…の
10年目以降の🇯🇵が
英語とドイツ語に言語スイッチが切り替わり、
恐ろしいほどに日本語が理解できなかった。
それまで楽しかった学校や授業は
意味不明な言語の羅列となり、
地獄のつまらない時間に変わり、
混乱、諦め、悲しみ、孤独…
色んな感情が重なり、
すっかり何もかもが嫌になった。
たしか日本語を学び直し、
人との意思疎通が問題なくできるように
なるまで約3、4年はかかった気がする。
これが確実に私の中でトラウマとなった。
(その後、5年の🇯🇵滞在後、
まさかの🇺🇸で3年ほど
暮らすこととなるんだけど…
その話はまたするとして)
伝わらない、わからないは
いまだにどこか怖がる私がいる。
「これで伝わっている?」
「わかった?」
と異様に気にかけてしまうあまり、
まどろっこしく、バカ丁寧に
伝えることもあれば、
あまりにも言葉数少なく要約するあまり
伝わらないこともある。
挙句の果てに20代の頃に至っては、
(丁寧に気をつけて伝えていると
思っているのに)
「なんでわかってくれないの?!」
と怒っていたこともあるから
本当に自分勝手だ💦
いまだに言葉の使い方を勉強して、
試行錯誤する日々が続くんだけど、
もう少し丁寧に紡ぐ言葉へ、
自分の本心を気にかけてみよう、
と思う今日この頃。
そのためにも文章を書いているんだけど、あれもこれも書いてわかりやすく…と思ううちに長文になっちゃうなぁ。
まだ「言葉が通じない怖さ」を感じて、
まるでアイデンティティーを
揺るがされているような
感覚になる私がいるんだなぁ。
ここまでお付き合いいただき、
ありがとうございます😊