学校を因数分解してみると|5/22 みんなのオンライン教室 授業レポ
まちのきょういく委員会 運営メンバー 西森(にしやん)です。
金曜日の午後は、なみにーによるオンライン授業「こどもがこつく(がっこうをつくろう)会議」でした。
臨時一斉休校で学校に行けなくなったことで、改めてこどもたちに問う!対話シリーズですね。自由に時間が使えて嬉しかった、宿題や課題はやりたくない、ゲームで遊んでいたいなどなどこどもたちの本音をききながら、今の学校をどうすればもっと楽しくなるか?を3〜4人のおとなとこどもが入り混じったグループに分けてのトークセッションを行いました。
ものすごく興味深かったのは、
「どんな学校をつくってみたい?」と問いかけに対して、いざ絵にしてみようとすると、みんな、ほぼカバー画像のような建物になってしまうということです。
確かに、学校というと校舎と体育館がまず思い浮かびますよね。しかも校舎はほぼ共通のイメージ。これって小学生にとって身近なところが自分の世界とつながっているので、ある意味そうなるのですが、なんか不思議な違和感を抱きました。国内でも他の地域、さらに世界にはどんな学校建築ってあるのか少しネットリサーチしてみるだけでも、結構たくさんの特徴的な建物がでてきます。
もちろん途上国に比べれば、日本の学校は恵まれているのですが、画一的に箱がつくられて、そこで1日過ごすことを強いられる環境もさてどうなのだろう?と感じざるを得ません。
新しいことを創造するときに、本当に一から考えるのではなくて、まず既存のことやものを分解してみることが大事。そのことやものに愛をもって知るという行為がとっても重要です。
けっこうこどもたちとの議論がかなり面白かったので、これをワークショップでやってみるのは、かなり深い気づきにつながりそうです。
そこで少し学校について考えてみると
学校の場合、まずその児童への教育活動、地域のシンボル、災害時の避難場所などの役割や機能で分解してみるのもあるかと思いますが、何があるか?でまず分解してみます。
まあこんな感じから始まって、現状の雰囲気や感情をことばや絵にしてみる、さらに理想と現実のギャップなんて言語化していくと多次元的に物事がみえてくると思っています。
これはぜひ1日ぐらいのワークショップイベントでやってみようと思った授業でした。
みんなのオンライン教室についてはこちら
さて、今週30日(土)14時から、これからどうするか?をぜひみなさんとオンライン上でセッションをしたいと思っています。
こちらもご興味ある方は、ぜひご参加ください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この記事が参加している募集
「希望」ある社会、一人ひとりの才能が開花できる社会の実現に向けての活動資金にさせていただきます!!