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まなびを可視化する、新しい学校ウェブのつくりかた #noteで教育の感想
ツイキャス・ライブを拝見しました。
クラーク記念国際高校という広域通信制高校の事例。特別活動などで数値化ができないところを可視化ができないかと探しているときに、noteに出会い、活用しているそうです。
生徒の学びをポートフォリオ(学びの可視化)として、自己の振り返りを記録していけること。教師側の意図する学びと生徒側が学んだことが異なるだから、それをきちんと振り返り(メタ認知)、オープンな発信をすることで、保護者だけでなく、社会からも開かれた評価をうけることができるのです。
Q:受け取る生徒側の差が起きないように気をつけていることは?
— note (@note_PR) May 19, 2020
A:差が生まれないような工夫は、たしかに必要。ただ教科のような点数ではなく、その生徒がなにを考えて学んでいるのかをnoteで読み取ることもできる。正誤問題とはちがう関わり方ができる。#noteで教育 https://t.co/UlMhpMMmK8
noteにはマガジン機能があり、それを活用して、学びの可視化に取り組んでいるとのこと。マガジンとして、目的やテーマ、グループごとにまとめるられるだけでなく、note内のクリエイターコミュニティのなかで、安全安心に活用することもできるということも話されていました。
教員だけの評価ではなく、外部の人からの評価があるという機会というのは本当に貴重ですよね。
昨年、大学1回生の授業に関わることがありましたが、そのときに感じた高校までの学びが大学の授業にうまく繋がってこないという問題。さらに、自分たちがどんなことを学び、取り組んできているのかを時間をかけて、信頼関係ができるまでは、なかなか見えてこないのです。
でもこのような学びの蓄積やログがあれば、その履歴から、どんなことに関心があり、学んできたのかも自己分析しやすくなる。もちろん、振り返りとしてだけでなく、オープンに発信していくことで、先生以外との出会いや、フィードバックがあるというのは、多様な価値観に触れる機会になり、つまり自己肯定感や効力感を育むことにつながっていくのです。希望や夢につながる本当にすばらしい仕組みですよね。
まちのきょういく委員会「みんなのオンライン教室」でもこのマガジンを使い、運営メンバー内で授業の振り返りを行っています。
もちろん、ツイキャスライブでも話がでていましたが、すべてをデジタル化する必要はないし、ずっと同期していく必要はないのです。あくまでツールでしかありません。それをどう活用して、何を実現したいのか?
Q:ICT環境で悩んでいる学校へのアドバイスは?
— note (@note_PR) May 19, 2020
A:できることから小さくICTを活用して、うまく組み合わせていくとよいのではないか。たとえばアナログのブレストででてきたアイデアを張り出したものを写真に撮って、家で振り返りながらnoteに書いてみる、とか。#noteで教育 https://t.co/QnEt0xNb2l
note のミッションは「誰もが創作をはじめ、続けられるようになる」
プラットフォームのミッションを具現化するのは、その組織の人間だけではない、そこに関わる人たちが、そこに共感して、一人ひとりが立場も役割も超えて最適化していくというまさに新しい時代のあり方なのかなと思っています。
ライブ配信の動画はYouTubeチャンネルにも後日アップされるそうです。ぜひこちらもご覧になってください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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