こどもたちに伝えたい本の凄さ~読書のススメ~
いきなり本を読め!って言っても
なんで??ってキョトンとしている君たちの顔が浮かびます。
だから、本の凄さを今から説明したいと思います。
物語が人を進化させたから
君たちの大好きなポケモンは戦って成長して進化するよね?
(石を食うやつとかもいるけど)
人間ってどうやって成長・進化してきたのか考えてみよう。
僕はね。
物語があったから人間は成長・進化してきたと思っているんだ。
今生きている僕たちに命を繋いできたご先祖様たちが体験・経験したことを言葉で伝えることによって、次の世代に生きていくヒントを残していったから僕たちは成長してきたんだよ。きっと。
そして文字の発明によって記録を残し、物語(本)にして伝えてきたから今も大事な生きるヒントがたくさん本の中に残っている。とお父さんは思っています。
昔話って大体悪いやつが最後痛い目にあうじゃない?
それって悪いことはしたらいけないよって教えてくれているんだよ。
すんごい人たちの人生経験が詰まっているから
渋沢栄一っていうそりゃーすごい人がいたんです。
いくつも立派な会社を作った人で、日本経済の父なんて言われてる人。
もうお亡くなりになっていて、会うことも話しを聞くことも出来ません。
でもね。『論語と算盤』っていう本があってね。
これは渋沢さんのお話ししたことをまとめた本なんだ。
これを読めば渋沢さんがどんなことを考えていたのか、とか色々なことが学べるよ。
他にも色々な本があるけれど、どれもこれも歴史上の偉人だったり、
その道の学者さんとかプロの人たちの考えや人生がグッと凝縮されているんだ!すごいよね!
どう?本読みたくなってきた?
本を読むのってかっこいいじゃん
お父さんは本を読む事ってかっこいいなって思うんだ。
電車の中やバスの待合なんかで、スマホの画面に夢中な人が多いよね。
そんな時文庫本とか読んでると、ちょっとだけ特別な感じがしてかっこよくない?
最後に。
相田みつをさんの詩を紹介します。
「本の字」
本人 本当 本物
本心 本気 本音
本番 本腰 本質 本性
本覚 本願
本の字のつくものはいい
本の字でゆこう
いつでもどこでも
何をやるにも
っていう詩。
本の字が素晴らしいってことは本自体も素晴らしいんじゃないかな。
少しでも興味が出てきたら、読書リストをチェックしてみてください。