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幸せな結婚生活を送りたい人に知って欲しい【愛妻家の考える世界一美味しいご飯】

最近仕事の忙しさにかまけてブログさぼりがちになっているジーフー です。

皆さん元気に過ごされておりますでしょうか。


今日は愛妻家のジーフー が考える世界一のご飯について書きまして、みなさんに今ある幸せを知っていただき、相手に「ありがとう」と言っていただくような行動が発生したら嬉しいな、と思いタイピングします。


ジーフー が世界一のご飯について考えるようになった理由と言いますか、エピソードがいくつかあるのでそれをまずは書いてみます。


ジーフー は昔々二十歳の頃に飲食店の厨房にてバイトをしておりました。そこは東京の池袋にある日本料理屋でランチは一人1500円、ディナーは一人5000円単価を基本にしたお店でした。居酒屋チェーン店よりかは少し高めの設定でした。

そこの料理人さん達は、例えば京都の割烹料理屋で修行したことがあったり、大きなホテルで働いていたような方が集まっていたのもあって中々に美味しいメニューが並んでいたように思います。

間違えて料理人さん達の包丁を触ろうものならヌッコロされるんじゃないか、と思うくらい怒られました(本当に洒落にならない剣幕で怒られました)。

そんな人たちが作る料理のお手伝いで周りをちょこちょこ動いていたジーフー 。たまに余り物や味見などでその料理を無料でいただいていて、とても美味しかったのを覚えています。綺麗な油で揚げた揚げたての天婦羅なんかは絶品でした。

料理長はとても怖い方で、ヤクザみたいなリーゼントと強烈な目つきをした方でした。そんな料理長がたまに作る料理を食べさせてもらえるのは贅沢この上なし、な体験でした。

料理長は結婚されていたので休憩中など時間あるときにこんな質問をしました。


ジーフー 「お家でも料理はY田さん(料理長のこと)が作るんですか?」

Y田さん「こういった店の料理と家庭料理ってのは違うからな」

ジーフー 「そうなんですか。どんなところが違うんですか」

Y田さん「店はいろんなお客さん来るけど、家は家族のためだけに作るからまた違った味わいがあるんだ」

ジーフー 「(よくわからないけど)、そういうものなんですね」

Y田さん「(コイツわかってないな)、そうなんだよ」


当時のジーフー は、高い金払った高級な食材の方が美味いのではないか、と思っていたのでY田料理長の話はよくわかりませんでした。


話は少し変わりますが、ジーフー はよく漫画を読みます。若い時分には、教科書1に対して漫画1000位の割合で漫画を読んでいたように思います。

皆さん「アカギ」という漫画をご存知でしょうか?

「カイジ」を書いた福本伸行さんの作品ですね。

麻雀の漫画です。麻雀やっていて知らない人はいないんじゃないかと思う位有名なキャラが主人公の漫画です。知らない人はヌルッと読んでみてください。白ツモりますので。


「アカギ」はスピンオフという、元々出ていた漫画で人気が出てそれを主人公にした作品でした。

その元々の漫画は「天」と言いまして、その漫画に孤高の天才として描かれていたキャラ、名を赤木しげる、といいます。

その中で、赤木しげるがこんな事を言う場面があります。


赤木「ふぐ刺しが食いてー」

麻雀の休憩中、しかも夜中の3時に、です。

周りの人は困惑します。こんな時間にやっている店あるわけねーだろ、とばかりに困惑します。しかし当の赤木しげるは「食えなきゃ麻雀やらない」と言う態度です。

代打ち、と言って麻雀勝負をする際に強い人に代わりにやってもらって、勝負に勝とうとする方法です。赤木はとても強かったので赤木に麻雀をやってもらわないと依頼者側はとても困るわけです。

そんなこんなありまして、結局ふぐ刺し出てきます。

赤木は言いました。

「この世で一番美味いもんを知ってるか?」

周りの人は困惑します。

そんな周りを他所に赤木がこんな事を言いました。

「こんな時間に俺のわがままのためだけに、何年も修行した職人がふぐ刺しを作ってくれる。その気持ちをもらっているんだよ」

そこからも話は続いていくのですが、ご興味ある方は漫画読んでみてください。


さて、そんなバイト先のやりとりだったり、漫画の1シーンが頭の片隅に残っていたジーフー もそれから10年くらい後に今の愛妻と結婚をしました。

愛妻はあったかい味噌汁を作ってくれます。ご飯もおにぎりにしてこさえてくれます。

自分の好きな人が自分がご飯を食べるタイミングに合わせて作ってくれるのです。一人暮らしを10年ほどやっていたジーフー はご飯を作る手間も知っているつもりです。その手間がかかる事を自分のためにしてくれている(しかも上手い)、このことに感謝感謝です。

たまにはお高い料理を食べるもの良いのですが、ジーフー にとっては愛妻の作ってくれるおにぎりとお味噌汁が世界一のご飯なのであります。これに勝るご飯はありません。


つまり

世界一のご飯

とは


自分の好きな人が自分のために作ってくれたもの


となります。

高額であったり手間のかかったものである必要は必ずしもない訳です。

愛妻は言います「手抜きでごめんね」

ジーフー 「そんな事はないよ。とっても美味しいよ。ありがとう」


自分のパートナーの方が自分のために料理をしてくれた時には、その幸せを感じて、そのお礼を口に出してあげて欲しいな、そう思います。


今日は長くなりました、ここまで読んでくださった方々ありがとうございます。


世の中に幸せな結婚やお付き合いが増えますように


つづく

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