セーブデータ数の制限に悩まされた話【ゼルダの伝説:ブレスオブザワイルド】
こんにちは、Makaru.Gです。
つい最近、「ゼルダの伝説:ブレスオブザワイルド」を、初めてクリアできました。今回の記事の内容は、このゲームについての感想や雑談となります。
▶︎初クリア時の状況
まずは初めてクリアした感想から。
ハイラル城の奥で天井に巨大な球体がある部屋を発見し、それを調べようと部屋に踏み込むと「最終確認なしで」中ボス4体→最終ボスという連戦が始まって驚きました。最終決戦の直前に「引き返せませんが、よろしいですか?」などという最終確認が挟まるのは、既存のロールプレイングゲームではよくある事なので、それが無いのは逆に新鮮に感じました。
かんじんの連戦は、マスターソード取得済み、各種の古代兵装を複数所持、料理のストックも十分で、それらを惜しみなく投入して強引にクリアした感じです。特に「古代兵装・盾」には非常にお世話になりました。これの有無で、最終ボス戦の難易度はかなり変わると思います。
なお、最後の最後で「上空に飛ぶ」動作が必要になるのですが、私は「薪の束を多数ばらまき、火炎の大剣で火をつけて、上昇気流を発生させる」方法を使いました。便利です。
……と、ここまで読んで、お気づきの方もいらっしゃるかと思います。実は、初クリア時点での私は、ゲーム内で特に重要とされる4つのミッションを、ひとつも完了していなかったのです。具体的には、4体の「神獣」すべてを、それらの「メイン制御装置を起動する」直前で放置していました。
▶︎最終ボス戦の難易度を下げる方法がある
すでにご存知の方も多いとは思いますが、ここで、このゲームにおける最終ボス戦の仕様を簡単に説明しておきます。
このゲームには「神獣」と呼ばれる4体の巨大兵器が登場します。ゲーム開始時点では、これら4体の神獣はすべて敵に制圧されていますが、「神獣のメイン制御装置」を起動すると、その神獣を解放できます(内部に巣食う中ボスを撃破するだけではダメ)。
そして、最終ボス戦の開始時点で解放済みの神獣がいた場合、解放済みの神獣から援護攻撃がおこなわれ、最終ボスに大ダメージを与えてくれます。逆に、解放済みでない神獣がいた場合、最終ボス戦の直前に「解放済みでない神獣の、内部に巣食う中ボス」との強制戦闘が挿入されてきます。
つまり、神獣を1体も解放せずに最終ボスのもとへ直行すれば、冒頭で私が体験したような高難度の連戦ができますし、逆に神獣4体をすべて解放してから挑めば、連戦なし&最大級の援護攻撃でとても楽に戦えます。これは言い換えれば「最終ボス戦の難易度を、プレイヤーが好きに選べる」事を意味するのですが……このゲームにおいて、その「好きに選ぶ」は残念ながら不完全なものでした。
▶︎下げた難易度を「元に戻す」方法が無い
結論から書いてしまうと、このゲームにおける神獣の仕様を利用した最終ボス戦の難易度調整は、「可能ではあるが、一度でも下げると、元には戻せない」ようになっています。具体的には下記の2点が特に大きく影響しています。
①起動後のメイン制御装置を「切る」手段がない
神獣は、メイン制御装置を起動することで解放されます(=最終ボス戦の難易度ダウン)。しかし、そのメイン制御装置は神獣内部にあり、神獣が解放されるとその内部に再び入ることはできなくなります。つまり、下がった難易度を元に戻す事ができません。
②「手動セーブデータは1個」という制限
単純に「その時の気分で、色々な難易度の最終ボス戦を楽しむ」だけを目的とするなら、4体の神獣すべてを「メイン制御装置の起動直前」で放置してある状況のセーブデータを別に保存しておけば、本来は大丈夫なはずです。
しかし、このゲームでプレイヤーが任意に上書き保存できるデータは、原則として「1個」だけ(残りは全部オートセーブ)です。前述した「別データで保存」をおこなうには、その貴重な1個の手動セーブデータを「別データ」に割かないといけません。
この2点を考慮した結果、私は「先に最高難易度の最終ボス戦を体験しておいた方がいいかもしれない」との結論に至り、初クリアは前述の通り、神獣を1体も解放していない状況での達成となりました。
▶︎そして今(初クリアから10日後)
冒頭で説明したように、初クリアした時点の状況では、4体の神獣はすべて「メイン制御装置を起動する直前」で放置されていました。その後、メイン制御装置を起動してから再度ゲームクリアし、現在の私のセーブデータは、オートセーブ・手動セーブともに「神獣をすべて解放済み」となっています。
一応、ゲーム本編と一緒に購入したエキスパンション・パスには「中ボスと個別に再戦できる」要素があるらしいのですが、私のやり込みが足りておらず、再戦の機会はしばらく無さそうです。
現在、発見した祠は116、発見したコログは441。
今後は残りのコログを探しながら、のんびり遊んで、楽しんでいこうかと思います。
それではまた。
Makaru.Gでした。