【ゲームレビュー23】「ファミリースタジアム」があれば~一生幸せ~♪
おなじみ「ファミリースタジアム」ファミリーシリーズ第一弾である。今では当たり前になっている、選手名の記載、選手それぞれの個性、守備の操作、デットボール、フォアボールあり、などがはじめて実用化された、画期的な野球ゲームである。
■ゲームとの出会い
発売日に購入。namcotのハードケースをはじめて購入した。
■ゲームの特徴
冒頭に書いた以外にも・投手にスタミナがある・WACTHモード・ナムコットスポーツ(新聞)など、任天堂の「ベースボール」にはない機能が盛りだくさんだった。(任天堂のベースボールも相当プレイしたが)
下記ではチーム別の特徴を書いていく。
■Gチーム(ガイアンツ)
読売ジャイアンツがモデル。アンチだったので、全チームで一番使用した回数が少ない。
打力:中レベル。まつもとの俊足、くろまての長打力、よしむらの使いやすさが印象的。代打のおうも結構打つ。
投手力:曲者揃い。えがわのカーブ、まきはらの速球、かとりのカーブ、すみのシュートどれも一級品。
■Cチーム(カーズ)
広島東洋カープがモデル。
打力:長打力がない。ホームランバッターだった、山本(こうじ)と衣笠(きぬかさ)がその当時晩年だったため、ホームランをあまり打たない設定になっている。俊足のよしひこで塁に出て、こばや、こうじのヒットで地道に返していく流れ。
投手力:当時投手王国だったため、充実している。きたへふのカーブ、シュート、おおの、かわくちのフォークは鋭い。
■Dチーム(ドラサンズ)
中日ドラゴンズがモデル。
打力:中レベル。俊足のひらので塁にでて、うの、げいりで返していきたいが、あまりホームランを打たなく、右バッターのためヒットも打ちにくい。
投手力:こちらもコマが揃っている。こまつの速球とカーブ、すきもとのシュート、すずきのカーブ、抑えのうししまのフォークは打ちづらい。
■Tチーム(タイタンズ)
阪神タイガースがモデル。ひいきのチームだったので、結構使った。前年に優勝したためか、全ファミスタのタイガースの中で最強。
打力:セリーグでは№1.まゆみ、ばあす、かけふ、おかだと4人のホームランバッターを揃えている。特にばあすはめちゃくちゃ打つ。2番のよしたけも繋ぐ野球をしてくれる。
投手力:先発が弱い。なかにし、やまもとへ早めに継投していく必要がある。
■Wチーム(ホイールズ)
横浜大洋ホエールズがモデル。ファミスタの中では一番好きで使っていた。打力:長打力はないが、何といってもやしき、かとう、ゆたかのスーパーカートリオが売り。3人とも左バッターのため、流し打ちで、内野安打も含めヒットを狙い、盗塁しまくっていた。たまにぽんせがホームランを打ってくれる。
投手力:大したことがなかった。えんどのスタミナと抑えのさいとのカーブが良かったくらい。
■Sチーム(スパローズ)
ヤクルトスワローズがモデル。最弱チーム。確かにこのころは・・
打力:得点しずらい。1番のくりやまがそこまで俊足でないため、出塁率が高くなく、ホームランも4番のれおんがたまに打つくらい。
投手力:大したことがないが、抑えのやすだはきやらかと並び、全球団一二を争うの曲者。
■Lチーム(ライオネルズ)
西武ライオンズがモデル。
打力:長打力もあり得点しやすい。新人のきよはらもそこそこ打つ。
投手力:曲者のひかしお、全球団最速の剛腕かくが特徴。
■Rチーム(レールウェイズ)
近鉄バファローズ・南海ホークス・阪急ブレーブスの3チームがモデルの連合チーム。3チームとも鉄道会社が母体のため、このチーム名に。後述の理由で、ぶうまとやまだが嫌いだった。
打力:総合力は№1。おおいし、まつなが、ふくもとの俊足とでひす、ぶうま、かどた、いしみねの長打力はもちろん、みのだ、むらかみ、かねむらもヒットを量産できる能力がある。スタミナ切れのピッチャーだと手が付けられなくなる。
投手力:中レベル。先発やまだは相当打ちにくいし、スタミナもあり大黒柱。
■Fチーム(フーズフーズ)
日本ハムファイターズとロッテオリオンズの2チームがモデルの連合チーム。2チームとも食品会社が母体のため、このチーム名に。
打力:抜群の得点力がある。1番にしむら、2番しまだの俊足と3番の超スラッガーおちあい、その後のりい、ぱとな、ふるやも一発があり、めちゃくちゃ得点がはいる。
投手力:まずまず。先発むらたのフォークの信頼感は抜群。
■Nチーム(ナムコスターズ)
オリジナルチーム。完全に守りのチーム。
1番 まつぴ マッピー(マッピー)
2番 ばろん バロン(ファイナルハロン)
3番 ふあいか ファイガ(ディグダグ)
4番 パック パックマン(パックマン)長打力チーム№1ではあるが、滅多にホームランは打たない。
5番 にやむこ ニャームコ(マッピー)
6番 ぎる ギル(ドルアーガの塔)
7番 いんで インディ(バベルの塔)
8番 らりいX ラリーX(ラリーX)
代打 ぷうか プーカァ(ディグダグ)
代打 ぴの ピノ(トイポップ)超俊足。バントしてピッチャー正面以外であればヒットになり、その後2球で3塁まで行ける。
代打 とふかふ トフカフ(リブルラブル)
代々 へろへろ ベロベロ(ワープ&ワープ)※リンクはワープマン
先発 ぴぴ ポールポジション(ポールポジション)剛腕
先発 せひうす ゼビウス(ゼビウス)
抑え ぼすこ ボスコニアン(ボスコニアン)
抑え きやらか ギャラガ(ギャラガ)左アンダースローの曲者
■ノーモーションスロー
1塁にいるランナーが盗塁したときに、Aボタン+下で素早く送球することができる。送球というか突っ立ているキャッチャーからボールが発射される感じだ。また、こうやって投げるとランナーがスライディングしないため、アウトにしやすい。守備時に飛んできた打球をキャッチし、同じようにAボタン+方向キーでも素早く送球ができる。
■ボールを持って走ると
守備時にボールを持ってランナーを追いかけるとき、めちゃくちゃ早い。鬼の形相で向かってくる感じだ。また、ランナーがアウトになってはけるときもかなりのスピードだ。こちらは、「やってもーた」て感じで消えていく。
■流し打ち
右バッターより左バッターの方が、1塁ベースに近いためヒットになりやすい。そこそこ足が速ければレフト方向へ流し打てば内野安打も量産できる。ホイールズのスーパーカートリオでひたすら練習していた。
■兄vs弟
「キン肉マンマッスルタッグマッチ」以上に因縁の兄弟対決を繰り広げていた。兄(私)ホイールズ(えんど)vs弟レールウエールズ(やまだ)で試合がはじまる。兄は内角と外角を投げ分けフォークを決め球にして三振を取っていくのに対し、弟は外角一辺倒だがボールとストライクを出し入れし、兄の心をえぐっていった。兄の方が三振は多いが、フォークが落ちなかったときにぶうまたちに一発を打たれていたが、弟の球はあたってもバットの先っぽなので長打になりにくく、大量得点が難しかった。兄は負け続けていた。
■WATCHモード
COM vs COMの試合を見ることもできた。確か弟が記録を付けてペナントレスを開催していた。
■ゲーセンのファミスタ
1プレーで3回までしかできず、1試合やるのに3クレジット必要だった。
■まとめ
初代ファミスタのCMは、木村一八が剣を振り回している、前の流れを継承した、カッコつけた内容だったと思う。それに対して、SWICHの最新版は、出川哲郎と子供たちが一緒にプレイしている分かりやすい構成に。それが悪いとは言わないが、CMの最後にでてくる「バンダイナムコ」ロゴをみて、今だに違和感を感じる。namcotのようなゲームブランドを作った方が良いのではないだろうか。とちょっと思いました。