見るものを圧倒するエネルギーがある
着物を日常的に着るようになって、かれこれ18年。
そこそこの月日が流れました。
気がつけば手元には着物関連の本がたくさんあるわけですが、おそらくどの本よりも手にとっている回数が多い本。
『きもの文様図鑑』
長崎巌 監修
弓岡勝美 編
平凡社
着物などに見られる伝統文様の意味や背景などを知りたい方におすすめの本です。
文様の取り合わせの妙、大陸から渡ってきた文様が日本的にアレンジされてきた歴史、季節のことなど、着物や帯などの写真とともにオールカラーでわかりやすく説明されています。
昔の着物の文様は本当に美しい!
現代の着物は品よくまとまっているものが多いけれど、それは着物がフォーマル寄りの役割を多く担うようになってしまったからじゃないかと思います。
昔は、普段着も、個性的な自己表現としてのファッションもすべて着物だっただけに、その時代の着物には、当時の日本人の感性やおしゃれ心、遊び心がふんだんに盛り込まれていて、見るものを圧倒するほどのエネルギーを感じるものが多いです。
アンティーク着物LOVE♡
現実問題として、私は体が大きいからなかなかアンティーク着物を着られないのですが、それでも
アンティーク着物LOVE♡ なんです。
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