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子育て知恵袋―子どもの服の選び方:小物編

2023/4/11(火)子育て知恵袋㉔
 今日も先週・先々週に引き続き、子どもの服を選ぶポイントをお伝えしたいと思います。今日は小物について。

靴下
 子どもさんの靴下…キャラクター物のデザインとか、可愛い物が多いし、子どもちゃんのテンションが上がるから買ってあげたくなりますよね?
 でも靴下の裏地を見てみてください。糸だらけじゃありませんか? 
 あれ、糸だらけの裏地は、ただ意図があるだけではなくアーチ状になっている為、足を入れると爪や指に引っかかってしまって痛みを生じたり、履きにくくなってしまうのです。
「可愛いから履きたい」
→自分で履こうとすると上手に履けない
→愚図る我が子にイライラしてしまう
…そんなイラっとループを繰り返さない為にも、少し気を付けて靴下を選ぶといいかな?と思います。
 また、靴下の長さもポイント。くるぶしソックスのような短い物は、子どもが自分で履こうとしたときに引張り上げにくくて苦戦する結果を招いたり、スニーカーの中に入り込んでしまって靴擦れを招く、履くのを嫌がる…ということも起こってしまうことがあります。避けておいた方が無難かも知れません。(大人でもスニーカーに靴下が食べられていく感じ、不快ですよね?)


―専門家に聞こう!―

 靴については、ほかのアイテム以上に慎重に選ぶことをおススメします!
 理由はひとつ!
 「成長を左右するから」
 
足は子どもの成長に大きく影響があり、靴選びを間違えると成長にも悪影響を及ぼすことになります。甲高さんや幅広さんなど子どもの足は形も個性も様々なので、できれば専門のシューフィッターさんに子どもの足の形などを診てもらうことで、子どもの足に合った靴の形やスニーカーのブランドなどを知っておくといいかと思います。
 ではそのうえで、どんな風に靴を選んでいくのか?
―成長に合わせよう―
 まず、「どうせすぐにきつくなるから大きめを…」というのは、絶対におススメしません!!
 私たちもカポカポした大きな靴は動きにくく、ストレスも大きい物ですよね?子どもにとってはストレスだけでなく、成長を大きく害する結果を招いてしまいます。
 子どもの成長にあった物を選んでくださいね。
―指を動かせる形―
 靴の形ですが、つま先が広く指が靴の中で自由に動くものを選びましょう。踏ん張ったり靴の中で指を広げたり…と動かせることは、子どもの成長を助けてくれます。
―かかとがしっかりした物―
 くるぶしがしっかりした、ボックス構造のものを選びましょう。外側からかかと部分を触った時に硬くてへたらない物…かかとの骨の成長を促してくれます。これができていないと、O脚やX脚、偏平足などの原因となってしまいます。(ちなみに生まれてすぐの赤ちゃんは偏平足…歩く、走るなどの経験をして土踏まずができてきます)
―靴底が曲がるもの―
 
厚底のスニーカーも可愛いのですが…子どもの成長の為には、歩行に合わせて靴底が曲がるものを選びましょう。基準としては指の付け根で曲がるものがいいでしょう。曲がることによって大地を踏む感覚を感じられることで歩行を促します。
―自分で履きやすいもの―
 自分ですることが楽しくなってくると、靴も自分で足を入れやすいものにしましょう。マジックテープなどは「じぶんでできる箇所」がある上に、左右の見分けを付けやすい点もあるのでおすすめですよ。

 子どもの成長ややる気を助けるモノを選びながら、可愛いモノおしゃれなもの、嬉しいモノを選んで親子で楽しめたら素敵ですね♡

今日はここまで!
最後まで読んでくださってありがとうございます。


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