Nikon F2というカメラ/#169
フィルムカメラで撮り始めてからNikonFM2、NikonF3と知らず知らずにカメラが増えました。この2台で十分満足していたのですが、どうしても気になったのがNikonF2でした。
1970年代に発売されたF2は機械式カメラの最高峰と言われています。F3がとても使いやすく気に入っていたのですが、やはり電子制御のシャッターよりも機械式のシャッターに惹かれました。電池がなくても写真が撮れるってワクワクしませんか?男の子は特に萌えるところかもしれませんね。
F1桁のカメラはプロ用として設計されており頑丈な作りで信頼も厚い。僕が買ったのはフォトミックファインダーで露出系が内蔵されているモデル。F2のファインダーは交換可能でそれによりバリエーションも多い。自身の撮影スタイルに応じたファインダー選びも写真を楽しむ要素のひとつになる。
特にF2のシャッター音が好きで、手に響く重みのある振動と共に聞こえる音が心地よい。写真を撮っている感じがします。明るくて大きなファインダーもクリアでマニュアルフォーカスでもピントを合わせやすい。写真を丁寧に撮りたい人や長く使いたい人にオススメです。
最後にF2で撮影した写真を並べます。フィルムはKodakGOLD200で現像は山本写真機店さんです。