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写真はワガママでありたい/#066

写真を撮り続けていると他者の評価が気になる。自分の写真を見てどう思うのだろうか、良いコメントや反応をもらえるだろうか。他人の目を気にしてはその反応に一喜一憂する。それが撮る目的になる場合もある。知らず知らずに陥りやすいSNSの落とし穴だ。

写真は誰のものなのか?それは間違いなくあなたのもの。その写真を誰かのために撮ったとしてもそこにはあなたが写り込んでいる。ファインダー越しの眼差し、何をどう見て何を感じたのか。それが写真に表現されている。どんな写真であっても自分が撮った写真は世界に1枚だけ。もっともっと特別なオンリーワンとはこのことだ。

他人の軸で楽しめるほど人生は上手くできていない。選択の連続でありそれを決めるのは自分自身。誰かの顔色や反応ばかりを伺いながら撮るのも悪くはない。けれど本当に好きを撮れているのか疑問が残る。写真は自分が見た世界を表現してくれる。

自分自身が撮りたいものを写真に残す。そのためにも自分の好きを突き詰めていきたい。それには多少のワガママが必要だ。言い方を変えると拘りと言える。自分の好きを突きつけるためにどこを拘るのか。それを達成するためならワガママであってもいいじゃないか。写真は自分が撮るのだから。

SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。
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