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一緒に写りたい人は誰ですか?/#226

今日は大切な友人カップルを撮影した。彼のおかげで自分の写真人生に彩りが出ているとも言える。本当に感謝している。そんな彼に何かお返し出来ないかと考えた時に真っ先に思いついたのは、大切な彼女との今を残すということだった。

出会ったことや今に至るまでの日々を思い返しながら胸が熱くなる。どんな写真が良いのだろうかと考える中でフィルムで撮ることだけは決めていた。デジタルのようにその場では確認できないし何度も撮り直せないし保険で多めに撮ることもできない。そしてレタッチでの補正や自分なりの色を加えることもできない。

あえてフィルムで撮る理由。それは1枚1枚に感謝を込めながら向き合いたいから。ただそれだけ。写真を撮るという行為を通して感謝と敬意を表したい。その一言に尽きる。

フィルムは時間の流れがゆっくりだ。どれだけ急いでいても一定のラインを超えての撮影ができない。自分自身は撮る=残すことだと考えている。その残すことの密度や質感はフィルムが適していると考えている。だからフィルムで撮ろうと決めたのだ。

彼だけを撮るのではなく、大切な人と一緒に写った写真を残したい。一緒に写りたい人は誰だろうか?きっと、誰でも良いわけでなく、その人にとって大切な存在に間違いないだろう。大切な人との今を残すことはとても尊い。相手がいるからこそ幸せを感じられ感謝できる。いつまでも大切にしてほしい。そんな願いを込めながらフィルムを切った。

フィルムが現像から返ったら改めて掲載したい。今日はその合間で数枚だけ撮ったデジタル写真を載せて眠ることにする。

あなたが一緒に写りたい人は誰ですか?


 SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。
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