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ASD妻 ついつい鏡文字を書いてしまう
鏡文字とは
みなさんは「鏡文字」というものをご存知でしょうか?
鏡文字(かがみもじ)とは、上下はそのままで左右を反転させた文字である。
鏡文字で文章を綴る際には文字の進行方向も言語本来の進行方向に対して左右逆になる。
鏡に映すと正常な文字・文章が現れる。鏡像文字ともいう。
という左右反転した文字のことで、例えば「こんにちは」の場合、
![](https://assets.st-note.com/img/1729779664-DnRz3CX0INj6lsrtkw2KPevW.png?width=1200)
↑のようになります。
妻はなぜか子供の頃からこの鏡文字を書いてしまうらしく、今でも時々、油断していると出そうになるそうです。
仕事がIT業でパソコンを使うため、普段は手書きで文字を書く機会が少ないのですが、そのせいか久しぶりに文字を書くと、この鏡文字が出てしまいやすいようです。
両手で左右対称に書ける不思議な能力?
さらに不思議なことに、妻は両手でペンを持ち、左右対称に同時に文字を書くことができます。
片方の手で普通に書きながら、もう片方の手で鏡文字を書くという驚くべき特技ですが、残念ながら日常生活でも仕事でも全く役には立ちません。
鏡文字とASDの関係は?
鏡文字を書くこと自体はASDとは関係がないそうですが、ASD特性による感覚の過敏さや空間認識認識の違いから、文字を反転させてしまうのではないか、という説もあるそうです。
僕が気になったのは、ASDによる感覚過敏や白黒思考などによるストレスに加え、鏡文字を書かないように無意識に脳に制御をかけているとしたら、
脳が疲労する原因の一つになっているのでは?ということでした。
だからといって、対応方法も特には無いのですが、改めて妻の日常は大変なことが多そうだなと思ったのでした。