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ASD妻 ASD特性を理解するための2冊



今回は僕と妻がASD特性を理解するために参考にした本を2冊紹介します。


1.『女性のアスペルガー症候群』

男の子は幼児期からアスペルガー症候群と診断されることが多いのに対して、女の子は同じ時期でもなかなか気づかれないということをはじめて知りました。
男性と女性ではアスペルガー症候群の症状の現れ方に違いがあり、女性は見過ごされやすい傾向があるようです。

アスペルガー症候群について出版されている解説書の多くは男性の特徴を中心的にまとめたものです。女性の場合、男性とは違う特徴があるため対応法も変わってきます。本書では女性のアスペルガー症候群にはどのような特徴があるのか、生活面での悩み、対応法などをまとめました。

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2.『対人関係がうまくいく「大人の自閉スペクトラム症」の本 正しい理解と生きづらさの克服法』

この本では、定型発達とASDで会話や人との接し方、仕事の進め方など、思考パターンの違いが比較されて記載されています。
僕と妻は、この本を読みながら互いに、そうなこと考えてたのか、なるほど、といろいろ話し合いながら読み進めました。

例えば、「会話」について、定型発達の僕は、1週間前の会話で自分の言ったことについて、なんとなくこんなことを言ったかなという程度には覚えていても、細かい言い回しまでは覚えていません。
しかし、ASDの妻は一言一句を正確に覚えています。そのため、以前と表現が違ったりすると「嘘をつかれた」と感じて怒ることがあります。

妻もこの本を読んで、僕や定型の人たちが嘘をつこうとしている訳ではないと、なんとなく理解できたようでした。

どうしてこんなに生きづらいの ?
定型発達の一般の人とどこがどう違うの?
一般の人とどう付き合ったらいいの?

社会に出てからつまずいた人が、孤立せずに生きるために、発達障害の臨床実績を誇る監修者の知見が満載。自分と定型発達の人では違う“見ている世界"を理解し、「9つのコミュニケーションスキル」を身につける方法。

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参考になった本はまた紹介したいと思います。


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