ASD妻 首輪の緩みが気になる妻と愛猫の日常
愛猫の首輪が気になって仕方がない
妻は飼っている猫の首輪の緩み具合が気になって仕方がありません。
動物病院で推奨されている「指2本分の余裕」を基準に、一日に何度も首輪に指を通して確認しています。
そもそも首輪は不要と思われるかも知れませんが、猫の行動ログを記録するセンサー付きの首輪なので、装着が必須なのです。
心配のきっかけになった事件
妻が首輪の心配症になってしまったのは、以前、伸縮性のあるシュシュタイプの首輪を猫に使っていたときのことです。
猫が首輪に手を入れてぐいっと伸ばした際、その勢いで下顎に引っかかり、「猿ぐつわ」状態になってしまいました。
猫が苦しそうに暴れるその様子が、妻にはあまりにショックでした。
そのすぐ後にシュシュタイプの首輪をやめて、長さを穴で調整できる一般的なベルトタイプの首輪に変えたのですが、妻は首輪に対する心配が消えなくなってしまったようです。
愛猫が快適でいられるように、毎日の首輪チェック
僕としては、ベルトタイプの首輪ならそこまで気にしなくても良いのではと思っています。
しかし、妻にとっては「緩すぎて引っかかってしまうかも」、「きつくて苦しくなったらどうしよう」と心配が尽きないようです。
おそらくASD特性による「気になることが頭から離れず、繰り返し考えてしまう」状態になっていて、確認した直後でも猫が元気に走り回ると、それで少し緩んでいないかと再び気になってしまう様子です。
毎日の首輪の確認は、もうすでに妻の一日のルーティンに組み込まれているようなので、もはや僕が口出しすることでもなさそうです。
大好きな猫を撫でながら、妻は今日も首輪にそっと指を通しています。