ASD妻 文房具への強いこだわり
細部までこだわる文房具選び
ASD特性のある妻は、物事へのこだわりがとても強く、特に文房具に関しては気に入ったものでないと絶対に使いたくないそうです。
例えばボールペンひとつ取っても、軸の太さ、グリップの硬さ、ペンの重さ、インクの太さや色など、細部まで納得できるものでないと使いません。
僕としては、書ければ何でもいいのでは?と思うのですが、妻の場合、ちょっとした署名でさえお気に入りのボールペンでないとダメで、僕が普段使っている適当なペンを渡しても、絶対に受け取ろうとはしません。
探すのが大変でも、他のペンではNG
妻は片付けが苦手で、机の上は常にごちゃごちゃしており、ペンを探すのに時間がかかってしまいます。
お気に入りのペンが見つからないと不安になるため、妻は机を片付ける代わりに、家中のあちこちに同じペンを何本も置くことで対策することにしました。
ペンのストックが妻の安心を支える
ボールペンだけでなく、修正テープやテープのりなども妻にとっては使い心地が重要なアイテムです。
これらも切らさないように、買う時は必ず3個ずつストックしています。
少し収納場所を取るのが難点ではありますが、それで妻の気持ちが落ち着くならそれで良いかなと、僕はあまり気にせず見守っています。